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有能な妹と無作法な姉《深夜勤務4・暫定》
「さぁ、そうと決まれば特訓ですよユーリ様っ!」
「いやいや、俺に礼儀作法を求めんでくれ……。王様に中指立てちゃうような男だぞ?」
「うわっ……」
「おい、カーニャ。そんな顔してるがどっちかと言うとお前もこっち側だろ?」
「はぁっ!? アタシはそんな無礼な真似しないわよ!」
「――確かに、姉さんに礼儀作法は期待できませんね」
「ちょっと!」
――――お茶会を開きましょう。
既に決定事項となった突発的なイベント。
ヨーハは最低限のマナーの練習をユーリと二人きりで、手取り足取り教えねばとやる気を出し。
自身の無作法さの一例を挙げたユーリにドン引きしたと言わんばかりのカーニャに、笑顔で『何言ってんだ兄弟』とHAHAHAなんて笑いを上げ、姉のフォローを全くする気のないノーレが加わり話し合いは混沌具合を加速させていく。




