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そうだお茶会を開こう《深夜勤務3・暫定》
「お茶会を開きましょう。ただし、会場は学院で」
早った貴族令嬢方の暴走による謝罪は済んで、今回の落としどころ――或いは今後の対策を練っている一同へそう提案したのはノーレであった。
神妙な顔つきで言う彼女に姉が『何言ってんのこいつ?』みたいな顔を向けていた。
それを見たユーリは『お前も貴族の御令嬢だよな? 意図はともかく、提案自体は不自然じゃないよな?』と思ったが、敢えて口には出さない。
結局、彼としても貴族令嬢と言うのは未だ“空想生物”みたいなもので、その生態を把握しきれていないのだ。お茶会に参加する優雅な令嬢も居れば、カーニャみたいな『お茶会? はぁ?』なんて顔に出しちゃう御令嬢も居るかも知れないのだ……。




