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雨の中でも煌めく虹《深夜勤務5・暫定》
「――おう?」
ユーリが嬉々として雨の散歩を堪能していた時だ。
何の気もなしにふらーっと路地裏へ。すると……何と言う事でしょう。
気付いたら周りを怪しげなフードの連中に囲まれているではありませんか!
「どちらさん?」
「…………(無言でナイフを構える)」
「あー、ナンパなら間に合ってます。宗教の勧誘もな……つーか、こっちはただ散歩に出て来ただけなんだけどなー」
会話に応じる気が全くないのはナイフを構えてにじり寄ってくる姿を見れば言わずもがな。




