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図書館の秘蔵っ子《睡魔・暫定》
「…………(ちょんちょん)」
「おう?」
「…………(じーっ)」
「あー……なんか用か?」
「…………(こくり)」
ストーカーを撒く為に図書館へ逃げ込み、暇潰しとして絵本(相変わらず字が読めないから)を読んでいたユーリ。
ほぼ脳内補完であるものの、読書を楽しんでいた所、ワイシャツの裾を遠慮気味に引っ張られる感覚に顔を上げれば、そこにはぼーっとした感じでこちらをみている少女の姿。
応対してみるが声を発する事はなく、何を考えているかも解らず、ユーリは彼女の行動をじっと待つしかない。




