前へ目次 次へ 1817/4096 続々と増えるストーカー《深夜勤務5・暫定》 またもユーリが独りで行動していた放課後。 何を思ったか……いや、何に気付いたのかは解らないが、彼はこの日、街へくり出すのではなく学院内を散策していた。 そうして、彼が辿り着いたのは――――。 「此処なら変な奴が付けてきても騒げないだろ」 静謐な空気が漂う学院施設でも上位に位置する規模を誇る図書館である。 研究施設や訓練施設と同じくして独立した建物であり、国内は勿論、国外の蔵書なども幅広く揃えている――――らしい。