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幼女が増えて幼稚園状態《深夜勤務3・暫定》
「ほらよ」
「わーい! ありがとー!」
「ずるーい!」
「わたしも、わたしもー!」
ぞろぞろと幼女たちを引き連れて歩くユーリに屋台通りを行きかう市民の視線が突き刺さった。
視線はぎょっとしたものから、一行を訝しむもの、微笑ましいものまでレパートリーに事欠かない。それもそうだろう。
学院の制服を来た無精髭の青年――はまだ良い。彼の姿はここ一ヶ月の間で何度か見た事も居るだろうし、店員と客の関係であっても多少の言葉を交わす事だってあっただろう。




