1814/4102
正当な判断なのに罪悪感《深夜勤務2・暫定》
「ま、待ってくださぁーい!」
「ふぇぇ、何処に行ったのー!?」
「な、何もしませんよぉ? 出てきてくださーい!」
夕暮れの街。途方に暮れたような情けない幼子の声。
まるで逃げ出した子猫を探しているかの様な空気であるが…………残念。
彼女が探しているのはおじさん(まだ25歳であるが)だ。
「(一体、何なんだこの状況)」
上手い具合に建物の陰で息を潜めるユーリがその目は色濃い疲れに満ちていた。
追ってくる三人の幼女は学院の制服を着ているし、敷地内からずっとここまで追いかけてきた相手なのは解っている。解っているのだが……。
「(あの子…………分裂してねぇか?)」




