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カーニャ・フェリル《読書4・暫定》
失敗した……。教師陣からの説教を右から左に受け流しつつも、カーニャは反省していた。
――勿論、ダークマター製作と、犠牲者を出してしまったこと……ではない。
任務を与えられて態々潜入したと言うのに、こうも目立ってしまっては行動に出れないではないか。
いや……そもそも、ユーリへ堂々と手を出した時点で悪目立ちしていたし――――自分はこれでいいのだろうと思い直す。
だってカーニャは自他ともに潜入には不向きと認められたトラブルメイカーだ。
妹のノーレが如何に優秀であっても、カバーしきれないほどの。




