突然の世界観解説コーナーその8
ちょっと疲れ気味なので今日はお茶を濁す日でお願いします……。
悠理が訪れた場所ファイル1
スルハの街
紹介
グレッセ王国領内にある工房街。鍛冶師や、装飾品を取り扱う職人が多く、仕事が丁寧、品質は最高レベル、値切りも効く――と三拍子揃っているので、他国から態々発注がかかるほど。
その活気はグレッセ一とまで言われ、街の住民の性格は情熱的で温かい。
かつてのグレッセの英雄“グレフ・ベントナー”が商工会会長を務めている。
街の有名スポットは時計塔だが、現在修理中……。
クヴォリア
紹介
グレッセ領内にあるお菓子の街。ふわふわ、とろとろのマシュマロが名産品。
この街にだけは長らく敵対関係にある“アルヒャイ”も攻め入ろうとしない、と言う逸話がある。その昔、グレッセとアルヒャイが戦争を始めた頃――クヴォリアが街ではなく村だった時の話。
初代アルヒャイ王は村に攻め入ったが、一人の勇気ある村娘が自慢の菓子を王に振る舞い、その味に感動した彼はそのまま兵を引き上げ自国に戻ったと言う。城に戻ったアルヒャイ王はグレッセ王に『素朴ながらも懐かしい気持ちになれる素晴らしい菓子だった。村の伝統と勇気ある少女に誓って、彼の地への侵略は行わない』と言う書面を送った。
その話が今代のアルヒャイ王にまで延々と語り継がれて居る為、王家の伝統を重んじる現アルヒャイ王はその約束を破る事が出来ないと言う。
――だがその伝統も、チーフによって送り込まれたバドレにより穢されてしまった……。
アルフトレーン
紹介
グレッセ領内にある建築技術の発展が目覚しい街。基本的に明るい性格で遊び心ある作品を作るのがスルハの職人、アルフトレーンの職人は妥協を許さない硬派な者が多い傾向にある。とにかく野心的で、常に新たなものを生み出そうとする志はスルハ以上。
王都が近い為に城や外壁の補修作業に駆られるのは日常茶飯事。
天空幻想城
紹介
ノレッセアの神レイフォミア・エルルンシャードの居城。
常に天高くを浮遊しており、その姿は雲に紛れ込んでいる為に多くの者はその存在を知らない。
現在、20年前に死神が大群で乗り込んで来た事をキッカケとして、周囲には強力な結界が張られている。この結界を突破出来るのは大陸最強の炎龍“シュテングリム”だけとまで言われている。――が、レディの持つ特異すぎる能力の前では役に立たなかった。
尚、場内には500人程度の側近達が居る。また特殊な装置によって彼等だけは特定の場所から各地へ移動したり、戻ってきたり、と結界を素通りできるようだ。
あー……、今朝『ブクマ増えてるYATTA!』と思ったのに減ってるじゃん……。
――ショボーンでげんなりだなぁ。