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召喚者は究極自由人!  作者: 暮川 燦
第一章・召喚されし男とグレッセ王国編
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突然の世界観解説コーナーその7

本編を更新しようと思ったのですが、先にこっちの説明をしておかないと解りづらいかなって思ったので。


多分、これを読めば次回更新分が解りやすくなる――ハズ。

精霊について

 ノレッセアにおいての精霊とは、この世に肉体を得て生まれること叶わず、その“魂”に祝福が宿って生命体となった存在を指す。

 ただし、これは有名な説である、と言うだけで検証された結果ではないと付け加えておく。

 精霊と呼ばれる存在は大きく以下の三つに分けられる。



眷属精霊

 人間界とは少しズレた別次元――“精霊界”を住処とする存在。

 その存在を人間界で具現化する為に、契約者のエネルギー供給が必要な事からこう呼ばれている(※)。

 人間界と精霊界は結界の様なモノで遮られており、余程の祝福を持ち得ない限り、人間界側からの干渉は不可能。精霊界には独自の文化、植物、技術が存在し、“眷属精霊”は“土地精霊”、“亜精霊”と比べて能力が段違いに高い。

 ――が、上記の通り、精霊界出身の精霊は人間界に物理的干渉ができないのが弱点。

 また彼等を従える為には相当の実力を持って居なければならない。

 基本的には彼等が念話で相手に接触を図り契約するか、相手側からの呼びかけに応じ契約するかの二種類である。

 レーレの眷属である闇精霊姉妹はここに該当する。


※供給無しでも具現化可能だが、自身の魂を削る行為なのでまずしない。



土地精霊

 人間界に存在する精霊をこう呼ぶ。

 しかし、その殆どが普段は姿を消し、人間との干渉を避けている。

 グレッセ王国、スルハにおいては“鍛治”を司る精霊が好んで鍛冶師達へ力を貸している様子が見られるが、これは非常にレアケースである。

 基本的に“人間界のルールに縛られる存在”であり、精霊としての力が存分に発揮できない半減状態にあるらしい。その為、多くの土地精霊は“未成熟”で、身体つきや精神の発達に影響が及ぶ。

 現在の登場キャラクターでは該当者なし。



亜精霊

 主に精霊石を媒体にして“生命として存在する者達”をここにカテゴリする。

 精霊石に意思が宿り、それに呼応した“何か”を依代にして肉体を形成し活動する。

 該当キャラクターはモブアーマー、鎧三兄弟、エミリー。

 正確な所、精霊ではないが仮称としてこう呼ばれている。

 能力的には“眷属精霊”と“土地精霊”の中間。人間界のルールには縛られないが、精霊界の恩恵を何一つ受けていない存在。時にその事が強さとなる事もあるが、逆もまた然り。

 基本的にはここへ属する生命と言うのは、大概が人類の敵であるケースが多い。

 ただし、エミリーの様に守り石/守り神として地域住民の祭られ崇められることもしばしば。

 精霊石に宿る意思と言うのは様々で、“理性”、“感情”、“野生”が最も確認されている例。

 人類の敵になりうるのはもっぱら“野生”で動く亜精霊。“理性”と“感情”は人間へ協力する率が高いとされている。

 大きな弱点としては、大抵の亜精霊は会話によるコミュニケーションが取れないと言う事。

 モブアーマー、鎧三兄弟に関しては悠理が手を加えているので例外。

持って行かれたぁぁぁぁぁッ(歯の神経を)

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