突然の世界観解説コーナーその4
恒例の職場の人と食事タイム!――が発生した為、今回は世界観――と言うより、ノレッセアでは乗り物として重宝される“ディーノス”の簡易的な紹介です。
更に突っ込んだ説明は角付きで悠理の相棒とも言える“アズマ”の紹介時にでもしようと思ってます。
ディーノス
外見:小型の恐竜
説明
祝福を与えられた事によって独自進化を遂げた爬虫類の様な生物。
外見は恐竜に酷似しており、主に乗り物用として重宝される。
ノレッセアにも馬(※)は存在するが、耐久力、持続力共にディーノスに圧倒的な分がある。
――が、何分祝福によって変質した種である為に数を集めるには一苦労(※2)。
一応高級品としての扱いであり、個人所有は難しい。普段はレンタルと言うケースも珍しくなかったりする。
※祝福は与えられているが、それ以外は普通の馬。
※2ディーノス同士で稀に交配に成功する事例もあるが、あまり多くは無い。
凶暴そうな見た目に反して温厚で草食なのが特徴。環境や調教によっては肉食になり、攻撃的な性格になる固体も確認されている。
祝福を与えられて変質した動物である為、幾つかの特殊な能力を持つのも特徴。
種類
角付きと呼ばれる群れの長、走行特化や水泳特化など。
他にも数多くの種類が確認されいるが、太古には“長”を超える“王”と言う存在が居たとも。
能力
“継続走行”
乗り手の生命エネルギーを代償にして、自らのエネルギーに変換する力。
ディーノスの体力が尽きても、これを使用すれば代償に見合った分の距離を走り続けられると言うもの。
ただし、ディーノスにも個体差によって許容量限界があり、大量に与えすぎるとエネルギー酔いで気絶してしまうので要注意。
使用の際には乗り手への警告として生命エネルギーを数値化、それを目安に代償を支払う方式を持つので危険は少ない。
“数値化”に関しては“精霊”が“契約の祝福”を使って仲介してくれる。彼等は仲介料として与えられたエネルギーの二割を貰って存在を維持しているので、これは一種のビジネスとも言える。
“環境適応”
その地域、土地によって様々な進化を遂げる能力。ディーノスの種類が多い理由がこれ。
ね、むい……zzz