突然の武具紹介コーナーその3
一週間の仕事が終わって気が抜けたのか、思うように執筆できず……。
今回もお茶を濁させていただく!
破砕剣グランディアーレ
形状:黒き片刃の長剣
素材:謎の黒い精霊石
説明
グレフ・ベントナーが鍛造せし闇に葬られた最強の一振り。
彼が作った作品の中で文句ナシに最高傑作。
当時のグレフが、大淫魔“リリネット”を打倒する為に造り上げた武器。
彼女からは『まるで悪魔と契約した様な出来栄え』と評されており、グレフが持つ本来の鍛冶師の能力を超越した出来である事が語れている。
製作者であるグレフ本人も造っていた時のことを思い出せないと言う不気味な経緯を持つ、その事も含めてリリネット討伐後は長らく封印されていた。
ぶ厚い刀身を持つ片刃の長剣で、刃の部分だけでも悠理の足元から腰の位置まである。
刀身には三つの黒い精霊石が埋め込まれていて、そこに秘められた力は未知数とのこと。
また刃が入っておらず、相手を斬るのではなく砕く事に特化している事から、剣でありながら鈍器に近い性質を備えている。
――が、グランディアーレの本領は物理的に斬る事にあらず、祝福を斬る事にある(※)。
※後述する能力を参照。
能力
“証拠隠滅不可避の傷跡”
祝福を完全に無効化する事を“祝福殺し”と称するのならば、この力は“祝福潰し”とでも呼ぶべきか。
祝福そのものを傷付ける事が可能で、コレによって傷を負った祝福は“能力の機能不全”とも言うべき現象を引き起こす。力の劣化、発動不全等が主な症状である。
しかも、一度“祝福”に傷をつけられたら一生治らないらしい。そして、いくら攻撃しても祝福そのモノを“消す”事は不可能(※)。
現在は悠理によって力をコントロールされているので、味方に被害を与える心配も無く扱える――――が、それはグランディアーレの持ち味を殺す事に他無く、本来の半分以下の性能しか発揮できていない。
しかし、例えその状態でも一振りすれば風が巻き起こり、嵐となって敵を飲み込む程の力がある。
悠理にとってはリーサルウェポンとも言える武器で、使う機会が無ければそれに越した事はないと思っているらしい。
※無効化に限りなく近い状態にする事は可能だと思われる。
土日は手を着けられなかった艦○れイベントをスピードクリアする予定。
――ごめん、察して!