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喜怒哀楽

作者: 流川×嵐竜

俺の喜怒哀楽。


喜。


『おい。これ・・・』

『これ?私に?指輪?』

『おう。お前、欲しいなあってぼやいてたろ。』

『これ、めっちゃ人気なやつ!大丈夫?並んだでしょ?』

『まあな。大丈夫だ。』

『ありがとう!!大事する!』

『ああ。そうしねえと別れるからな。』

『マジか!?絶対なくさない!!』

『冗談だ。』

『もう!!』


アイツと笑っているとき。



『あ!〇〇さん!!』

『お!なに?△△くん。』

『いえね、実は・・・』

『マジで!?あはははは!!』

『(俺を差し置いてなにを話してるんだよ。)』


アイツが俺以外の野郎と話しているとき。



『しまったあああああああああああ!!』

『ど、どうした?◇◇。』

『録画・・・忘れた・・・』

『馬ァ鹿。』


録画予約を忘れた時。



『ご飯できたよ!』

『おう。今日はなんだあ?』

『豚カツ。』

『俺の好きなのだ!あいがとよ。』

『へへー!!』


アイツが居る時。


でもな、俺、今が一番、喜怒哀楽の「喜」かもしれねえ。


お前と苗字を重ねられる日だからだろうな。


これが俺の喜怒哀楽。お前といる時は全部が「喜」にかわるほどお前が好きな俺は、重症なのかもな。

それでもいいか、なんて思えるところも。全部。





まあいっか。お前といれるなら。


<了>

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