第2話海底帝国ガタノゾーア
「凄まじいですね神の力に近しい天使の力の籠もった弾丸すら通さないあの怪人を蹴り飛ばすだけで
爆発四散させるとは」
「アイツ等が纏う鎧みたいなのは普通の鎧とは違うからな」
「普通の鎧とは違うとは?確かにこの世界の鎧ではけしてないですが」
「アイツ等の鎧には水の薄い膜が出来るだ
それがどんな攻撃でも衝撃を相殺して
本体にダメージが行かないようになってる」
「でも本来神の力にも匹敵する私達天使の力に貫け無い筈無いと思いますが」
「アイツ等を送り込んできた奴等は誰だった?」
「ソレはこの世界を滅ぼしてしまおうとしてるクソ神共で、、、まさか!?」
「そりゃあ本気で潰すつもりだから天使の介入の対策もするよな」
「ですがそれなら尚更さっきのあの怪人を蹴り飛ばせる意味がわかりません!」
「それが俺がおあつらえ向きな最大の理由さ
俺の変身する『海賊ライダーバンガード』は
あの怪人の水の膜を無効化出来る機能が有る」
「なるほどですね、それであの怪人をあんな風に蹴り飛ばし爆発四散させれたと」
「そうだ、この力はアイツ等の水の膜を無効かしてアイツ等の装甲を破壊出来るぐらいの力は有るのさ」
「それは確かにおあつらえ向きですね」
「まぁ作品の設定ではアイツ等と同じでこの力は海底帝国ガタノゾーアの次期主力兵士となる予定だったからな」
「どういう事ですか?」
「確かにそこら辺がわからないよな
とりあえず『海賊ライダーバンガード』の設定の説明をするぞ」
「よろしくお願いします」
海賊ライダーバンガードとは
テレビって言う名の機械が有るんだが
テレビは知ってる?ならその説明は良いな
とにかくそのテレビで日曜日の朝の時間にやってた娯楽作品で特撮って呼ばれる手法で撮られた作品群なんだが
その〇〇ライダーシリーズの一つの作品なんだが
その物語のストーリーは俺の住んでた世界と同じ世界を舞台にしてるんだか
その世界の海底にはその世界の人達も知らなかった帝国が有ったそれが海底帝国ガタノゾーアだ
そしてガタノゾーアは地上を侵略しようと地上に上がって来た。
うん?確かに今の俺達と同じ状況だな
だがそれを邪魔してガタノゾーアと戦う奴が現れた
元々ガタノゾーアに拉致されてた主人公の青年だ
ガタノゾーアが開発してた新しい強化人間の製作方法としてあの怪人みたいに完全に改造してしまうんじゃなくある物を使って戦える姿にする事を思いついた上層部が開発してた新兵器、それがあのベルトだ
その被験体に選ばれてた主人公があのベルトと海賊の力を籠められたあのコインを盗み出した。
そしてあのベルトを改造して変身出来るようにしてアイツ等と戦う事にしたんだ
それが海賊ライダーバンガードだ
え、何で改造人間じゃなくベルトにしたかって?
そりゃコストの面さ
怪人であるカイゾーグをつくるのは手間も時間も金銭もかかり過ぎるのさ
それならそのカイゾーグよりベルトを作って無理やり変身させて変身したら洗脳状態にした方がコストがかからないのさ
話しを戻すがそれからバンガードとガタノゾーアの戦いが始まるがガタノゾーアに5人の幹部と首魁が居るだ
幹部は同じかわからないが首魁はたぶんこう名乗ってる筈さ『海魔帝』と
そして幹部の5人はそれぞれ位を持ちそれはチェスの駒で表される
俺が知ってる位の順番は低い位から
ポーンクラウン
ビショップクラウン
ルーククラウン
クイーンクラウン
ナイトクラウンだった筈だ
あってる?それなら構成は原作通りみたいだな
普通ならナイトは下の方に成るんじゃないかって
ナイトクラウンは普通の騎士の意味合いじゃなく
近衛騎士でしかも海魔帝の1番の腹心に送られる称号だからなここだけ普通のチェスの駒の順番と違うのさ
まぁこれがバンガードとガタノゾーアの概要だな
「なるほどあの構成はその元になった作品の構成そのままという訳ですか」
「みたいだな」
「それにしても私がカイボーグでしたっけ?
あの黒尽くめの1人とカイゾーグという怪人がモンスターだったと明かした時は驚いて居ましたがそれはどおしてですか?」
「カイゾーグもカイボーグも元々人間を改造してたからな、まぁ人間じゃないからまだ気持ち的に殺し易いが、まぁ人間でも怪人に改造された以上殺さなければなんだがな」
「珍しいですね改造されて救えないとはいえ
それでも元々は生物だった者やましてや人間だった者を殺すのに躊躇が無いのは」
「カイゾーグだろうがカイボーグだろうがもう元には戻れ無いし人間なら改造された時から無限の苦しみを味わうのさ、それでもガタノゾーアに従わないといけない」
「それは露悪的ですね」
「だからこそバンガードに成った主人公も
今の俺も一切容赦無く殺すしか苦しみから解放してやれ無いのさ
それにバンガードはヒーローだが海賊だ
だから変身してる時は相手への容赦が無くなるのさ」
「ですがそれは危険な思考に囚われるのでは?」
「確かに囚われかねない
だが暴走をしないようにセーフティーを主人公がベルトを改造して着けた設定さ」
「なるほどわかりました
今はその言葉を信じます
もし暴走したら私が必ず停めてみせます」
「まぁそんな可能性は無い筈だが、頼むな」
「ハイ!!」
「とりあえず向こうに見えてる港町まで行こう!」
「わかりました!」
俺達2人は近くに有った港町に向かった
『なるほど上手い事見つけたものですね
アレは確実に我々の脅威になる勇者を連れて来たものですよ
これは報告しておかなければなりますまいな』
「ならいちど本部に戻りますか?」
『それが良いですな、あの二人の監視は継続してください』
「御意!!」
『まぁ我々だけが見てた訳でも無さそうですがね』
「何か言われましたか?」
『いえ、戻りましょうか』
「わかりました!!」
2人の人影は忽然と姿を消した。
『・・・』
その2人の人影が居た場所とは別の岩山の天辺に拓魔達の事を見続けてた人影がもう一人居た。




