表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

under 500 Ⅱ

エレベータ一やめるんだってさ

ショッピングモール。


階段で上を目指す。


階段付近までは、楽をする。


ショッピングカートに、体重掛けて。



歩くのが、かなり楽だ。


100キロを超えると、真っ先に楽を考える。


でも、少しは変わりたい。


だから、エレベーターをやめた。


エスカレーターもやめた。


階段があれば、階段だけで上を目指す。


そう決めた。


ショッピングカートは、頼りにしている。


「あっ」


カートに寄り掛かりすぎて、気付けは床にいた。


滑ってコケて、痛みが走った。


左足を、捻ってしまったみたいだ。


行き交う沢山の目玉たちは、こちらに向いている。


でも、気にしない。


慣れているから。




歩くことはできる。


でも、足が上げられなくなった。


結局、エレベーターを使った。


階段は、来月からだ。



また、どこかで噂になるだろう。


それでいい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ