◆◇登場人物紹介◇◆
登場人物が多いのでまとめてありますが、ネタバレを含んでいる可能性がありますので、ご注意下さい。
【アマレロ家】
●ジョーヌ・アマレロ
本作のヒロイン。
黄色い髪に黄色い目の男爵令嬢。父親がウッカリ爵位を貰った事で、貴族で魔力がある子が入学する孤島の魔術学園に行く事になった。街で見かける偉そうな貴族は嫌い。美人ではないが、ブスでもなくホッとする顔立ちの女の子。胸がデカいのが悩み。甘ったれで泣き虫なところはあるが、根は真面目で頑張り屋。
●ジャッロ・アマレロ （アマレロ男爵）
ジョーヌの父。
通称ガン無視男爵。よく分からないからと社交界を無視しまくった、ある意味強者。見た目も性格も体質までジョーヌとは生き写し。商売で成功し、数年前に男爵になった。母とは駆け落ちしてラジアン国にやって来た。元はアキシャル国の生まれで薬師。
●オーロ・アマレロ （アマレロ男爵夫人）
ジョーヌの母。
淡い金髪の美女。一見、儚く見えるが実はしっかり者。やはりアキシャル国の生まれ。父さんとはいつもラブラブ。
●フラール・アマレロ
ジョーヌの姉。
母親譲りの美貌を持つが、かなり気が強い。イマイチ頼りない父とノランと共に店を切り盛りしている。仕事一筋だったが、最近、彼氏ができた。
●ノラン・アマレロ
ジョーヌの兄。
フラールから見ると弟。母親譲りの美青年。優しいがちょっと頼りなくて、お茶を淹れるのが得意。最近、二号店を任され、張り切っている。猫好きでリッチーとエイミを拾ってきた。
●リッチー
アマレロ家の愛猫。
ノランが拾ってきた猫で、茶トラのオス。呼ぶと顔を上げてくれる。怪我したエイミを守るようにしていた。
●エイミ
アマレロ家の愛猫。
ノランが拾ってきた猫で、三毛のメス。呼んでもシッポで返事するだけ。怪我の後遺症で足を引き摺っている。
【魔術学園】
●アーテル・シュバルツ
本作のヒーロー。
黒目、黒髪の美青年。船着き場で泣いてるジョーヌに声をかけた。飄々としていて、口達者な煽りキャラ。公爵家の出で、王子であるヴァイスとは従兄である。現国王には王子が一人しかいない為、王位継承順位が高い。魔王になると言われており、何度か暗殺されかけているが、そのたびに魔物が湧いて返り討ちにしてきた。結婚相手に困り、ジョーヌをお嫁さんにしようと企む。
●ヴァイス・アルブス
ラジアン国の第一王子。
白銀の髪に、薄い青い目のキラキラしたイケメン王子様。アーテルによるとドSらしい。ローザとは婚約者。末っ子長男で6人の姉がいる。
●ローザ・コルデホーザ
ヴァイスの婚約者。
ピンクの髪に、ピンクの目の侯爵家のご令嬢。可愛い系の美女。アーテルによると優しそうに見えるが、実は性格が悪くて厄介な子らしい。
●シーニー・ブラウ
宰相の息子でヴァイスの側近。
青い髪に青い目のメガネの青年。ヴィオレッタの現在の婚約者で、実はヤンデレ。ヴィオレッタに重い愛を熱心に注いでいる。
●ヴィオレッタ・パールス
シーニーの婚約者であり、アーテルの元婚約者。
紫の髪に紫の目のキツめな美女。アーテルの婚約者だったが、シーニーと浮気して破局する。（実は転生者。乙女ゲームの悪役令嬢に転生していると気付いていたが、色々あって現在ヤンデレシーニールートを爆走中。→そちらは短編で。）表向きは仲良くしているが、ローザをライバル視しているらしい。アーテル曰くアホの子。
●ルージュ・ロッソ
騎士団長の息子でヴァイスの側近。
赤い髪に赤い目の逞しい脳筋青年。ラランジャと婚約しているが、仲はイマイチらしい。部屋では下着でウロつくダラシなさで、算術が嫌い。ジョーヌとは同じ班になり、次第に親しくなっていく。親分肌。
●ラランジャ・オランジュ
ルージュの婚約者。
オレンジの髪にオレンジの目の女の子。メッキ※と呼ばれるご令嬢。気が強そうに見えるが、話すと気さくな雰囲気で、ジョーヌと親しくなる。上手くいっていないが、婚約者のルージュを慕っている。
※メッキ
庶民で魔力の多い女の子を貴族が養子にする事。
また、その子が言われる悪口。
●リュイ・ベルデ
神官長の息子でヴァイスの側近。
緑の目に緑の髪のちょっと弱気な青年。婚約者は居ないらしい。ルージュより知性派だが、外国語は苦手。ジョーヌと同じ班になり、次第に親しくなっていく。物腰が柔らかい。
●グライス・グラウ
学園の魔術の教師。（2年生から）
グレーの髪にグレーの目をしており、アーテルとヴァイスの叔父でもある。魔術の第一人者。子供の頃にもアーテル・ヴァイス・ルージュの三人に魔術を教えていた。アーテルのヒミツを雇っており、とても仲良し。
●アウルム・クリューソス
アキシャル国からの留学生。（3年生から）
アキシャル国の王子様。なんとなくノラン似ているが、若くて背が低い為、ジョーヌは心の中でチビッコ王子と呼んでいる。三人の取り巻き（トーマス・ジェームス・パーシー）を連れて留学しに来た。
【シュバルツ家】
●ヒミツ
アーテルのしゃべる飼い猫。
ベージュでオスのあくまで魔獣。軽～い性格で、悩み落ち込むアーテルに「可愛い女の子と遊んだり、悪口を言う奴をおちょくって遊ぶ方が、人生楽しいよ。」と進言した。猫型魔獣なのに流暢に話し、読書をしたり計算が得意な不思議な猫。一緒に居ると早く魔力が回復できるため、グライス先生が雇う事に。
●シュバルツ公爵
アーテルの父。
アーテルの母とは上手くいっていない。
●シュバルツ公爵夫人
アーテルの母。
アーテルの父とは上手くいっておらず、とある事情で離れて暮らしている。
【パールス侯爵家】
●パールス侯爵
ヴィオレッタの父。
太っていてあまり美形ではないが、ヴィオレッタの母とは恋愛結婚。ヴィオレッタにはとっても甘い。
●パールス侯爵夫人
ヴィオレッタの母。
かなりの美人。ヴィオレッタの父とは恋愛結婚。ヴィオレッタにはやや甘い。
●モーヴ・パールス
ヴィオレッタの兄。
侯爵似だが、とても優秀な人物。ヴィオレッタにはけっこう甘い。
●ウエステリア・パールス
ヴィオレッタの弟。
夫人似で、優秀な少年。モーヴを尊敬している反面、ヴィオレッタにはちょっと厳しめ。
2021.9.1
中途半端な場所にあった登場人物紹介を、1話目に変更いたしました。
