夢見るニートが殺し合いをすることになりました
初作品です!よろしくお願いします!
私の名前は栗栖川 亜莉。
現在無職。いわゆるニート。
小さい頃の夢は絵本作家。
よく自由帳にいろんな絵を書いてたっけ
そんな私は最近、決まった夢を見る。
自分が夢の世界に居る夢だ。
見渡す限りお菓子があったり、綺麗なお花畑。
そう、まるで物語みたいな世界。
__今日も決まったようにまた、同じ夢を見る。
でも、今日はいつもと違う。
目の前を人が歩いているのだ。
私はその人に話しかけてみることにした
「お〜い!すみません〜!そこの方〜?」
その人は聞こえないのか、全く振り返らない。
「すみません~?!」
再度呼びかけても返事はない。
私はその人に近づいた。
近づいてわかったけど、結構まるっとしているおじ様だった。
「あの~?」
「第7アリス。第7アリス。第7アリス。第7アリス。…」
「ちょっ、ちょっと!何?!」
そのおじさんは急に狂ったように«第7アリス»と叫び続けた
「…第7アリス。第7アリス。
IN Wonderlandデす。」
「えっ?」
__突如急な光が亜莉を襲った。
目覚めると、また、あの夢の世界だった
「また……夢?」
突然スピーカーがなった。
「みなサン。おはようゴザイマス。第1アリスの方から、第7アリスの方まで、みなさん、おそろいデスネ?」
スピーカーの声の主は先程のおじさんの声だった。
壊れた機会人形のような声だった。
「ここ、どこ?夢?第1アリス?
てか、この人は誰?」
「申し遅れマシタ。私の名前は、ハンプティダンプティ。
これは、夢ではありません」
私がそう考えていると、まるで聞いていたかのように答えた。
続けて、ハンプティダンプティが言った。
「紳士淑女のミナサマ。これから皆様にハ、
コロシアイをして頂きます。」
至って当然のように、やらないことがおかしい事かのように、突然、ハンプティダンプティは、この平和な日本ではありえないようなことを言った。
「こ、殺し合い?ど、どういうこと?」
「もう一度イイマス。これは、夢ではありまセン。
___でハ、ルールを説明致します。」
お読みいただきほんとうに感謝です!ありがとうございます!