再会4
下に降りていくと、澪には豪華に見える食事がテーブルの上に並んでいた。
「澪ちゃんはここに座ってて。夏夜、亜夜、ちょっと取り皿運んでちょうだい。」
と優子さんが言う。
「「はーい」」
「あの、優子さん、うちも手伝いますよ。これからここにいさせてもらうのに…。少しだけでも手伝わせてください。」
「いいのよ、じゃあ、今日はとりあえずいいわ。明日からよろしくね。じゃあ、食べましょ。爽夜、佑夜降りてきて」
二人がバタバタと階段を降りてきた。
「「いただきまーす」」
今日の夕食はカレーだった。久しぶりに食べた。
「澪ちゃん、どう?」
「おいしいですよ、優子さん。優子さんのカレー好きですもん。久しぶりに食べたんでとっても美味しく感じます。」
「ほんと~良かったわ。今日はみんなびっくりしたでしょ?今日から一緒だからよろしくね。特に夏夜。学校も学年も同じなんだからいろいろと教えてあげてね。澪ちゃん、うちの家は変態男子が二人もいるから気おつけてね。」
「おい、変態男子っておかしいだろ。俺なんも変なことしてないだろ。」
佑夜が反論している。優子さんも負けてないけど。
「あら、そうかしら、佑夜、彼女いるようだけど変なことしてないのかしら?」
「してねぇよ。何考えてんだよ。母さんの方が変態だろ。」
「爽夜も何か言いたそうだけど?」
「俺は、反論しても無駄だと思うからやめとくわ。澪さ、俺の記憶では髪の色、黒だったはずだけど、なんで茶色?」
「そういえばそうだね、あたしの黒だったと思う。」
「私も。」「俺も」
みんなが一斉に澪の方を見ている。
「ああ、これかぁ。たぶん、みんなの記憶は正しいよ。小学校の時とか染めてたんだよね。黒色に。うちのお父さんがハーフだからもともと茶髪なんだ。これからは、茶髪のまんまにするから。」
「あっそうなんだ。そういうこと。」
爽夜が澪の方を見ないで納得している。まだ気まずいから、目あわさなくてすむからいいんだけど。
「「ご馳走様でした。」」
今日はお言葉に甘えさせてもらって、部屋で先に寝ることにした。明日から学校とかあるし。




