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めそめそさん  作者: きつねさん
侍女長
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失礼な男

「人間関係を言うのは結構複雑なものだ。

 だから相手と喧嘩したらそれ以上こじれないようすぐに謝るのをお勧めする。」

                          -by,とある学校の先生


「しゅりー、あまねさーん、こっちこっち。この人ですよー。」

この勇者失礼ですね、親に人を指さしちゃいけないって教わらなかったのでしょうか?

力はあるのに近衛騎士長に負けちゃうしダメダメです。


「人を指さすのは失礼よ。」

昨日見たあの力のない少女が注意してくれます。良い子ですね。

このあまねさんと呼ばれている少女、なんと二十歳らしいですけどね。

成人が十五なのでもう立派な大人のはずですが顔つきのせいでしょうか?

歳より幼く見えてしまうのです。

と言っても背は私と同じくらいなんですけどね。

他の勇者の方はそう見えないんですけどなんでなんでしょうね?



「そうだよ、あまねさんの言うとおり。何もかもすべてあんたが悪い。」

「いや、それは言いすぎだろ。」

勇者の人、否定してますけどあなたは悪いんですからね。

そしてこのあまねさんという少女の事を全行程してる女性は確か朱里と言いましたか。

そうそう、失礼な男性の勇者は確か高次(たかつぐ)とか言いましたか。

大剣を扱うそうです。


「まあ、高次が悪いのはいつもの事だし、

 この人を待たせてるんだからとりあえず移動しながら高次を責めなよ。」

メガネの勇者が朱里さんと高次をいさめています。

いや、いさめてない?

まあどっちでもいいでしょう。


「では、移動させていただきたいのですがいいですか?」


「はい、最悪置いて行ってもいいですよ。」

このメガネは腹黒ですね。名前は呼ばれてないので知りません。


ああ、そうそう、私のやることですが勇者たちに文字や常識を教えるのともう一つあります。

勇者どうしの関係を探ることです。

例えば力関係とか、

例えば恋愛関係だとか、

正直こんなスパイみたいなことは好きじゃないのですが仕方がありません。

私も雇われのみなのですから。


勇者たちを部屋に案内するまで暇ですので勇者たちについても考察していきましょう。


この集団で一番力を持っているのはおそらくあの弱い少女でしょう。

よく指示を出してます。

それからもう一人の女性はこの少女の事を好きなんでしょう。

あれ、これくらいしかわかりませんね。

全然考察になりませんでした。

これからはちゃんと観察しておかないと。仕事なんですから。


高次(たかつぐ):勇者

ジョブ:バーサーカー

あまねへの感情:尊敬

備考:第五話目の「天草流古武術」であまねに負けていた人。

   自分よりか年下のあまねに負けてから稽古をがんばるも結局一回も勝つこと

   のできなかった残念な人。

   さらにこちらの世界に来てからの初戦闘である、

   近衛騎士長との決闘で負けるという負け癖の付いた男。

   でも根は素直。

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