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婚約破棄された翌日、氷の王子が弟子にしてくださいと言ってきた  作者: 妙原奇天


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第15話 感応核(コア)への降下

 白霧プラントの地図に、消えたはずの道がある。図面のマーカーは丁寧に消され、上から別の線が引き直されていたけれど、紙の繊維は嘘をつかない。光に透かせば、古い線の骨が、まだ地下二層の奥へと続いていた。


 封鎖されたはずの扉は、錠の位置が変えられていた。鍵穴は横に一つ増え、重ねた金具は新品の銀色。表面の溶接痕は荒く、現場対応で無理やり塞いだ跡が露骨に残っている。腐食した鉄板の匂い。湿った冷気が髪の毛の根元を逆立て、耳の奥のほうへゆっくり沁み込んでくる。ミアは額灯を点け、両手の指先を一度強く握ってから、グレス親方から借りた古い工事鍵を差し込んだ。金属が短く鳴り、二つの錠が順番に外れる。音は乾いているのに、皮膚で感じる温度は濡れている。こういう冷たさは、触れられる場所を探している。


「開けるよ」


 アルヴィンは頷いて、彼女の肩越しに手をかざした。風が、扉の周囲で無音の幕になる。吹き込む冷気が直接肌に触れないよう、先に薄い層をつくって受け止める。彼の風は、刃になる前に布になる。布は裂けるが、刃よりはやさしい。


 扉がわずかにきしんで開いた。息を吸うのが、急に難しくなる。密閉空間特有の古い水の匂い、油が疲れた匂い、鉄が眠っている匂い。階段は思ったよりも浅く、段差の縁に白い霜が寄っている。踏みしめるたび、細かい粉が靴底で鳴き、音はすぐ壁に吸われて消えた。


「音が落ちる」


 ミアがつぶやくと、アルヴィンは額灯の明かりを先に向けた。光は冷気の層で鈍り、輪郭のない白になって漂う。バイパス管は、配管網の外側を回りこむように通っていた。太い本管に寄り添うようでいて、どこか斜めに逸れている。ひもで繋いだ風船が、浮かれすぎない距離で手に残っている感じ。壁面には、手で触れたような曇りが幾層にも重なっていた。掌の形ははっきりしない。けれど、触れたと分かる。触れられたものは、温度を持つ。


「ここが“泣く道”だったんだ」


 小声で言っても、音は階段の手すりに薄く溜まり、遅れて落ちる。温度計は常に零度付近を漂い、わずかな振動が続いている。ミアが声を出すたびに、針がふっと沈む。人の声に反応して微妙に下がる。ここは、声を消すことが正しい場所として設計されている。十年前、そういう哲学で作られた空間。泣き声の逃げ道。泣き終わるまでの遅延を、地面の下へ押し込めるための廊下。


「この奥だ」


 アルヴィンは立ち止まり、壁に指先を当てる。冷たい。冷たさに厚みがある。厚みは方向を持つ。方向が見えると、中心が見える。彼は目を閉じ、呼吸と冷気の拍を合わせた。拍は遅いのに、下へ落ちていく速さだけが速い。空気が落ち続ける穴のような感覚が、足元の小さな震えに重なって、骨に伝わってくる。


 ミアは背負ってきた工具袋を下ろし、EmoHeatの最小ユニットをいくつも取り出した。掌に収まる薄い板。角は丸く、スイッチは小さく、ボタンは物理。電池は新しい。紙のような発熱体を挟み込んで、配管の外周に小さな発熱点を点々と置いていく。直接暖めるのではない。核に触れず、周囲に“待つ”層を重ねる。「押す」前に、「触れる」を優先する設計。ここでは急がない。遅延は武器だ。


「核に触れるな。囲んで、遅らせる」


 彼女の手は震えない。震えないのに、指の腹は冷えて、爪の内側が少し痛む。痛みは、生きている印だ。痛みがある間は、温度が残っている。


 点と点が薄い輪郭になり、輪郭の内側だけ、冷気がわずかに鈍り始める。核の輪郭が、見えてきた。目には見えないのに、そこに透明な球がある錯覚。指先で空気の密度をなでると、そこだけ下へ落ちる速度が早い。落ちるというより、引かれている。積もりすぎたものが、自分の重さで沈むみたいに。


「これは街の“記憶球”だ」


 アルヴィンが低く囁いた。声は冷気の拍に乗り、核の皮膚に薄く触れて、跳ね返る。


「誰のものでもない、集められた冷たさ。泣き声、飲み込んだままの怒り、言い換えられて形を失った悔しさ。ここに落ちて、丸まって、硬くなってる」


「ならば、返すべきだね」


 ミアは頷いた。返す、という言葉は、慰めよりも正確だ。慰めは押しつけになることがある。返すなら、持ち主がいなくても、受け取る場所が見つかる。


 核の周囲に、発熱点の順番を示す小さな数字を置いていく。外から内へ、ゆっくり近づく。泣くときの逆順。外側に溜まった薄い氷を指の腹で落として、芯が揺れるのを待つ。アルヴィンは冷気に輪郭を与え続ける。輪郭がなければ、返す道は太すぎて、街が飲み込まれる。輪郭が細すぎれば、道は切れて、核は破裂する。破裂した冷たさは刃だ。刃は早すぎる。


「通気孔を借りる」


 ミアは顔を上げ、配管の上を走る細いシャフトに手をかけた。ここから地上の歩道に沿って、薄いダクトが何本か通っている。白霧プラントは水と熱の心臓部だ。心臓は、体じゅうの隙間へ血を通す。血に音はないけれど、道はある。上層へ繋がる通気孔を開き、街路の要所に“返す”ユニットを設置する計画。核に溜まった冷たさを、薄く、長く、街へ返すための回路。悲しみや怒りを都市のどこかに押し込めるのではなく、全員で少しずつ持つ設計。誰か一人の肩に置けば、肩は凍る。皆の袖に薄く縫い込めば、布は厚くなる。


 地上では、グレス親方が「重い荷物は皆で持てば軽い」と呟いていた。冬の屋台が店じまいするとき、最後に残るテントの骨組みは、人が二人なら重い。四人なら、驚くほど軽い。サラは笑って頷き、「屋台もそうさ」と肩をすくめた。カイルは最後の許認可書類に判を押し、顧問室の女性は遠くから施設を見ていた。彼女は泣かない。泣けない人は、泣かない技巧を長く使う。長く使った技巧は人格の一部になる。だからこそ、紙を渡したのだろう。自分の中の何かを、他人に返す方法を、彼女は知っている。


 ミアは核の前で最後の設定を終え、アルヴィンと視線を合わせた。額灯の光が彼の瞳の中で薄く揺れる。揺れる光は、春色ではない。冬の光だ。冬の光は、待ち時間を長くする。


「流すよ」


「うん」


 スイッチが静かに落ちる。音はない。なくても、分かる。核の周囲に小さな灯が順番に灯り、冷たさが糸になって上へ伸びる。糸は見えないのに、頭のてっぺんの奥で、空に細い線が引かれた気がする。耳の奥で、何かが割れる音がした。氷の皿が薄くひび割れるときに出る、あの短い高い音。十年前の時間が、そこからゆっくり動き出す。動く時間は、最初は音がする。次に、匂いがする。その次に、温度が動く。


「……来てる」


 アルヴィンが息を殺した。核の拍が遅くなり、遅くなったぶんだけ、上へ向かう糸の本数が増える。地上に配したユニットが“返す”モードに入るときの、あの薄い遅延の光が、彼の目の奥に反射した。街の空に見えない線が、いくつも、いくつも、引かれていく。橋の下へ、病院の裏へ、商店街の屋根の上へ。線は、血管の地図みたいだ。こんなものが、ずっとなかった。なかったのに、街はどうにか立っていた。立っていたぶん、硬くなった。硬くなったものを、今、ほどいている。


 そのときだ。観測機の一つが突然ノイズを吐き、警告が点滅した。モニタの隅の赤い三角が、何度も何度も点る。核の一部が想定外に濃くなり、糸の流れが歪み、逆流の兆候。冷たさが出口で渋滞して、行き場を失い、折り返そうとしている。


「輪郭、強める」


 アルヴィンが即座に輪郭を与え直した。風は刃にならない。布でもない。今日は輪郭だ。輪郭で包んで、出口を複線化する。一本の道に殺到すれば、必ず詰まる。道は複数がいい。複数に分けるには、待ち時間がいる。遅延は武器だ。ミアは遅延の長さを一目盛り伸ばした。伸ばした途端、別の警告が点る。


「外から冷やされてる」


 アルヴィンの声が底へ落ちた。落ちる声は、真実に近い。核の出口の方角だけ、薄い冷気が逆位相で流れ込んでくる。風が刃に変わる直前の硬さで、こっちの糸を押し戻そうとしている。こっちの糸は細い。細いから、切れない。けれど、邪魔はする。誰かが外から“冷やして”いる。ここを知らないまま、上から蓋をする人間。思い当たる名は、一つ。


「神崎」


 ミアは歯を食いしばった。顧問室の回覧で見た図、彼の研究室でちらっと見えた試作品。巨大な冷却プラントの制御だけじゃない。個人用の携帯冷却装置。路上のステーションに寄り添わせる形で、匿名の冷却ノードがいくつも点在している。街の空気の拍に乗って、逆位相の冷気を静かに送り込める構造。彼は正しい。正しさはいつも、道具に早く着く。早く着いた正しさは、現場を見ない。見ないでも回る仕組みを作る。


「路上だ」


 ミアは言った。言いながら、うなじの短い毛が刺のように立った気がした。ここに残って、輪郭を強め続けることもできる。けれど、戦場は最初から地上だった。泣く許可を押す指がある場所。“待つ”を触るために人が立ち止まる場所。核を返すには、空の上で受け取る人が要る。受け取る人の前に、邪魔を置かせない。


「僕はここで輪郭を維持する。君は上へ」


「一人じゃだめ。地上で気流のバッファが要る」


「サラたちが帯を作る。グレスが配電の側を押さえる。カイルは許可の穴を塞ぐ。君は“穴の縫い目”になる」


「縫い目?」


「糸が切れないように、間を渡す人」


 ミアは頷き、額灯の角度を調整して、階段の一段目に足をかけた。足が重い。重いこと自体は嫌いではない。重い足は、転ばない。背後でアルヴィンが短く息を吸う。吸った息の拍が、核の拍に薄く重なる。重なった拍のぶんだけ、出口の糸が太くなる。太くなった糸は、怖くない。怖くないものは、長く続く。


「戻るまで、十五分」


「戻らなくてもやる」


「戻る」


 言い切った声の温度が、背中に乗る。背中に乗った温度は、毛布みたいに厚い。ミアは階段を駆け上がった。上へ行くほど、冷気の拍が薄くなる。薄くなった拍に、自分の心拍が追いつく。追いついたとき、胸の内側で、何かが一度だけ大きく跳ねた。


     ◇


 地上の空気は、地下よりも冷たくなかった。冷たくないのに、口の中でかすかに苦い。春の気配が遠くに混ざっていて、その手前に、人工の冷たさが薄く網のように掛かっている。歩道の縁に配した“返す”ユニットの小さな灯は、正しく点滅している。点滅の拍に合わせて、人が立ち止まり、“待つ”を触り、また歩き出す。サラが合図の雪片を空に放ち、グレスが配電盤の鍵を見張る。屋台の仲間は灯りを落とし、帯の上だけを歩く。帯は細いけれど、切れない。


 そこへ、すべてを梳くような冷気が、無音で降りてきた。見えない手が、路上の空気を撫で消そうとしている。撫で消す手は、優しいふりをする。優しいふりをする冷たさほど、質が悪い。ミアはユニットの一つに膝をつき、パネルを開いて遅延の長さを一目盛りだけ伸ばした。伸ばすと、押し込まれた冷気が一瞬だけ居場所を失い、引き返そうとする。引き返す先に、アルヴィンの輪郭がある。彼は地下で、布を張り続けている。


「そこ、空気の“逃げ角”を作って」


 ミアが叫ぶ前に、サラはもう動いていた。屋台の布の一部をほどき、歩道の端に仮の幕を張る。風はそこを避けて通り、避けたぶんだけ帯の上に戻る。グレスは反対側の柵に反射板を貼り付け、光の雪の向きだけを少し変える。子どもが小さく泣き、母親が“待つ”を押す。押す音はしない。ない音が、熱になる。熱は数字にならない。ならないものは、冬に強い。


 冷気の源は、交差点の奥にある金属の柱から漂っているように見えた。見えないのに、分かる。柱の根元に、小さな箱。匿名の冷却ノード。神崎の方式の影法師。正しく冷やす。正しく冷やすことは、悪ではない。けれど、今は邪魔だ。


 ミアは箱の前にしゃがみ込んだ。箱は鍵がない。鍵がなくても、手順はある。彼女は指先を箱の角に当て、指を滑らしながら、パネルの隙間に薄い金具を差し込んで、軽く持ち上げた。持ち上げると、冷気の流れが短く躊躇する。その躊躇のあいだに、ユニットの“避難角”を有効にする。安堵の流れを少し遠回りさせ、冷気の流線の角度を、ほんの数度だけ変える。数度でいい。数度が、道の生死を分ける。


「責任は?」


 背後で、彼の声がした。神崎は黒いコートの襟を正し、カメラを連れずに立っていた。撮影クルーは今夜は来ないらしい。彼はただ、こちらの手元を見ていた。眼差しは冷たい。冷たいのに、わずかに曇る。曇る瞬間があるだけで、彼も人間だと分かる。


「誰が責任を取る?」


「持ち帰れないものを、返してるだけ」


 ミアは顔を上げずに言った。箱の蓋の下で、冷気の拍が遅れる。遅れた拍のぶんだけ、ユニットの“戻る”が動きやすくなる。戻るボタンを押す人の指は、震えている。震える指は、押さないでも触れている。触れている間に、道具が受け取って、返す。返す先は、不特定多数だ。だから、責任は分散する。分散した責任は、薄まるのではない。厚みになる。


「正しくない」


「正しいだけでは、温かくならない」


 神崎は眉をひそめた。ひそめる角度が、いつもより大きい。彼の正しさは、美しい。美しい正しさは、冬に映える。映えるものは、目を奪う。目を奪っている間に、手元を切る。切った傷は、遅れて痛む。遅れて痛む間に、誰かが“待つ”を押す。


 冷却ノードの蓋を閉じ、ミアは立ち上がった。立ち上がった拍で、路上の空気が薄く緩む。緩んだ空気に、子どもの笑い声が少し混ざる。混ざる音は、刃にならない。母親が“戻る”に触れる。触れるだけで、薄い風が寄ってくる。寄る風は慰めではない。終わった合図だ。合図があると、人は次へ行ける。


 地面の下から、わずかな衝撃が遅れて届いた。アルヴィンが輪郭を張り替えた合図だ。彼はまだ下にいる。彼の肩は、もう何度も上下しただろう。上下のリズムが崩れない限り、刃は布になる。布は、縫える。縫った場所は、ほどけにくい。


 雪が変わっていた。氷の粉ではない。春の気配を含んだ、やわらかい粒。コンクリートの上で、すぐに消える。消えるのに、濡れ跡は残る。残った濡れ跡が、今夜の地図になる。地図は、明日のためのものだ。明日は、まだ冷える。冷えるけれど、今日ほどは怖くない。


「戻る」


 ミアは言った。言ってしまってから、笑った。戻ると何度言っても、戻らない夜がある。戻らない夜に、彼女は少し慣れた。慣れても、鈍感にはならない。


「戻る」


 神崎の肩が、ほんのわずかに揺れた。その意味は分からない。分からないまま、ミアは工房車に向かって走る。走りながら、ポケットの中で小さな手紙が衣擦れに合わせて音を立てた。十年前の紙。泣く場所がない——と書いた文字。今は、ある。あるなら、返せる。返せるなら、持てる。持てるなら、歩ける。


 階段の口は、暗いのに、怖くなかった。暗さの奥で、彼の風がゆっくり層を作っているのが分かる。層がある場所は、落ちない。落ちない場所が増えれば、街は凍り切らない。凍り切らない街で、彼らはまた“遅延”を入れる。刃が針になるまでの時間を、今日も少しだけ稼ぐ。


 地下に降りる途中で、ミアは一度だけ振り返った。歩道の上で、サラが手を振る。グレスが顎を上げる。子どもが“待つ”を押して、母親が笑う。神崎が立ち尽くし、顧問室の女性が遠くから見ている。見ているだけでも、温度は動く。動いた温度は、誰のものでもない。誰のものでもないものを、街で持つ。持った分だけ、春は近づく。


 階段の最下段で、ミアは息を整えた。息は白くならない。ならないで、そのまま胸に落ちる。落ちた息の重さが、彼女を下へ押す。押された足が、核の前に戻る。戻るまでの十五分は過ぎている。過ぎているのに、まだ間に合う。間に合うと、思える。


「ただいま」


 彼女が言うと、アルヴィンは目を閉じたまま、短く頷いた。頷いた拍が、核の拍に薄く重なった。重なった拍のぶんだけ、糸がまた空へ伸びる。伸びる糸は細い。細いから、切れない。切れないから、長く続く。


 上では雪が、春の気配を含んだやわらかさに変わりつつあった。春は色ではない。待ち時間の長さだ。待つことを覚えた街は、遅いけれど、確かに温まる。温まる前に、もう一度だけ、刃の向きを変える必要がある。彼らはそのために、ここへ降りて来た。降りて、返して、上へ戻る。その繰り返しが、明日の地図を少しだけ滑らかにする。滑らかにするぶん、転ぶ速度は遅くなる。遅くなった一秒で、人は“待つ”を押せる。押せる街は、凍らない。凍らない街の心臓は、今日も薄く動いている。動いているうちに、やることをやる。

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