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第四十七話 そっちのけ
明日はお休みです!また明後日見に来てくださいね!
「そうだ。うん。思い出した」
忘れてたわ。完全に。
「「??」」
麗と呼ばれた女性はしがみついたまま困惑し、鬼城は指を差したまま困惑している。
(スッキリしたぁ…さて)
「あの、保護者?さんなら、この方、引き取ってくれません?」
引き渡すとしよう。
邪魔だもん。これから、ハローワークをしてくるからね。
雇ってくれるかは分からないけど…駄目だったら、傭兵とか…フリーターてきな感じでなんとかやりたい。
「え?」
攫われていると勘違いしていた鬼城は、状況が飲み込めないようだ。
「あの!陽斗様!この方、困っているみたいで…!」
瞳をうるうるさせるなや。
(いい加減、ウザい!!!)
殴りたい気持ちも山々だが、一般人…ましてや女性を殴るのは少し抵抗がある。
「なに?そうなのか?」
「はい!」
なんか私そっちのけで話し始めた。




