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第二十四話 鳥が鳥を焼く
道なりに真っ直ぐ進む。
(うーん…見えてこない)
どのくらい歩けば良いのだろうか?
もういっそのこと爆走しようかな。
(でも、周りの人を蹴散らしちゃうかもだし…やめとこ)
そんなことを考えていると…
「お嬢ちゃん。焼き鳥いかが?」
売り込みをされた。鳥の妖怪に。
「大丈夫です」
鳥が鳥を焼いている。いや、妖怪だから違うのかな…?
随分歩いてきたので、街並みが変わっている。商店街らしい。店屋がいっぱいある。
(買いたいけど、お金がないからなぁ…)
と言うか、現世の通貨と幽世の通貨は同じなのだろうか?
(違いそう…)
少し…いや大分落ち込んだ。




