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第二十三話 異界到着
【次は終点鬼の宮ー】
列車内にアナウンスが流れる。
(降りないと…)
スクリと立ち上がり、扉の前に立つ。
(駅から出たら真っ直ぐ歩けば良いんだよね…?)
知らない土地で知らない場所に辿り着けるかどうか分からないが、駄目だったらユーターンしよう。
そんな事を考えていたら、目の前の扉が開いた。
着いたようだ。
列車から降りて、駅の中央改札へと向かう。
乗った駅よりも人?が多い。
ポケットに入れっぱなしだった切符を取り出し、改札に入れる。
その後、駅の外へと出た。
「!!」
大正時代にタイムスリップしたような建物。そして道路には1つ目の男性が引っ張っている人力車が走っている。
(大丈夫。なんとかなる)
そんな異界へと足を踏み出した。




