表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/53

第十八話 九尾様

「あ゙ぁ゙!?なんだテメェ!?」

 私を舐め回すように見てくる。

気持ち悪い。

「お婆さん、あっち行こ」

 お婆さんをヒョイと抱き上げて、スタスタと歩き出す。

「おい、待ちやがれ。なぁ、ねぇちゃん、オレと遊ばねぇか?」

 私の腕を強く掴まれた。


(もう…うざったいな)


汚い手(その手)で触らないでくれる?」

 凄む…と言うよりは殺気を飛ばす。ブワリと9本の尻尾もそれに伴うように広がる。

「ひぃッ…!き、九尾!?」

 ゴリラは床に尻をつき、動かなくなった。

これ幸いとその場から離れる。

そして、良さげなベンチを見つけたので、そこに下ろした。

「ありがとうございます。九尾様」

  私を拝み、ありがたやありがたやとまるで神様に会ったかのように涙を流していた。


(キュウビサマってなんだろう?

神様のことなのかな?)


 心の中で疑問に思っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ