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班分けと念願の図書館


 「それでは、【地脈の癒し】をかけさせていただきます。」


 スキップの用意した宿屋の一室で忍は山吹の治療を受けていた。

 山吹は船の中でやらかした分を癒やしたいと言ったのだ、失敗を取り戻さないと気持ちが悪いというのもわからんでもないので、骨折などの大きな傷だけ癒やしながら今日まで治療を待っていたのである。


 船の中ではパニックになった山吹が他人を傷つけないようずっと相部屋だったし、船を降りるときに木の板に寝かされて山吹に運ばれるという悪目立ちをしたので恥ずかしかった。


 「部屋も豪華すぎる。しかも一人部屋って……」


 「貴族が泊まる一番安値の部屋とのことでした。」


 大銀貨どころか、下手したら金貨を払わないと泊まれなそうな部屋だ。

 入国手続やら雑事諸々スキップに任せてしまっているので文句を言うのもはばかられるのだが、やっぱりお嬢様である。

 調度品一つとっても高そうで、下手に汚したりすれば弁償もお高くつきそうだ。


 「体が直ったらすぐに部屋を変えてもらおう。気が休まらない。」


 「主殿、どこかまだ痛いですか?」


 「……え?」


 山吹の質問に体の感覚を確かめると違和感のある箇所もなく、体は治りきったようだった。

 いくらなんでも早すぎる。


 「こんなに治る魔術だったか?」


 「いい地脈があるのでしょう。さらにこの国には魔力が溢れています。魔術の効果が強くなっているのです。」


 「魔神の寝床か。」


 奇妙奇天烈摩訶不思議、しかし体験している以上は現実だ。

 この世界にもずいぶんと慣れた。

 ベッドに座って一息つくと船の中で相談した今後の動きを山吹に説明する。


 「マクロムでは商人班と自由行動班で分かれて行動しようということになった。商人班はスキップとお付きの三人、ニカと鬼謀が首都に行く。自由行動班は私と千影と白雷で図書館巡りとか観光とか修練をする。」


 「我は何をしましょう。」


 「自由行動なんだから好きにしていい。スキップは商会の引き継ぎで絶対首都にいかないといけなかったし、ついでにニカに商売のことを教えてあげて欲しいって頼んだんだ。鬼謀は魔導具に関して色々見てきてもらうことになってる。私はすべての街の図書館を回る気でいるから首都に行ったときに三人と合流する予定だよ。」


 「図書館ですか……では、我は白雷と狩りに出ることにしましょう。こちらの国のお金を稼いでおきます。」


 「助かる。両替手数料がもったいないからね。」


 マクロム国内で流通しているお金はジルコニア硬貨と言われるもので、銅貨、銀貨、金貨の硬貨ごとの価値は全く一緒なのだがデザインが違うものになっている。

 行商人同士であれば融通がきくのだが、商店での買い物などにはジルコニア硬貨が必要になる。

 この大陸では北側はジルコニア硬貨、南側はローリエ硬貨という二種類の硬貨が流通している。


 「冒険者ギルドの書類は書けるようになった?」


 「……おそらくは。」


 「……できなくてもいいから、依頼を受けるときは一緒に行くよ。」


 「五百、いえ、四百年前くらいまでの文字なら達者ゆえ!」


 「無理するな。代わりに働いてもらうんだしそのくらいはやるよ。」


 一般的に使われている喋り言葉が原型をとどめていたのでなんとかなっているが、文字はかなり変わっているといったところだろう。

 忍は耳飾りの力ですべて翻訳されるのであくまで予想でしかないが。


 「……あれ?白雷と山吹は話せるのか?」


 「白雷殿は呪いが解けてからずいぶんと流暢に話すようになりましたゆえ。」


 ドヤ顔を見たら船で痛めつけられた恨みがふつふつと湧き上がってくるが、深呼吸して気を静める。

 むしろあれだけ怖がりながらついてきてくれた、ありがたいことなのだ。落ち着け、落ち着け。

 ちょっとだけ拳を握りしめてしまったところで部屋の扉がノックされる。

 入ってきたのはスキップたちだった。


 「出発の準備が整いましたのでご挨拶に伺いましたわ。」


 「忍さんもうおきてていいの?」


 「ああ、もうすっかり大丈夫だ。心配かけたな。」


 心配そうな二人にサムズアップで返す。

 通じてなさそうだ。


 「あれ、鬼謀は?」


 「申し訳ございません。この宿は従魔は部屋に入れないようで、店主が急ぎ別の宿を探しておりますわ。従魔術師を歓迎していると聞いていましたのに……今後の付き合いは考えさせていただきますわ。」


 「……うん。商売のことはスキップのほうが詳しいから任せるけど、程々にね。」


 従魔術師だからといって従魔と一緒に部屋に泊まるかと言われればそんなこともないような気がしているが、任せてしまおう。


 「アダムスキーが出るんだろう。外まで行こう。」


 「いえ、どうぞそのまま……」


 「リハビリがてら散歩もしたいし、部屋が良すぎて落ち着かないから従魔と泊まれる宿も探す。そこらへん店主にお詫びしておきたいしな。」


 「いえ、ご主人様が頭を下げる必要はございませんわ。わたくしの不手際で申し訳ございません。店主とは商人としてのお話がございますので。」


 いい笑顔だ、プレッシャーが漏れている。


 「おお、こういうの出来るようになるといいのかな?」


 「出来るようになれば接客で男に絡まれづらくなりますわ。」


 「スキップ、お手柔らかにな。ニカが普通にそのオーラ出すようになったら心臓に悪いから。」


 「そのくらいでないと効果がありませんわ。さあ、店主に挨拶に行きますわよ。」


 やる気満々のスキップとニカが店主と交渉している間に従魔小屋から鬼謀を連れ出して玄関脇のベンチに座っておく。白雷はいなかった。

 平常運転でうさぎのふりをしているので、なでてやると目をつぶって気持ちよさそうにしていた。


 「あ、忍さんもう治ったの?!」


 先にサラ、ファル、ゴランの三人組が玄関に出てきた。

 

 「見送りです。スキップは言わずもがなでしょうけど、ニカと鬼謀をお願いします。」


 「もちろんです。といっても信用がないですね。」


 「まあ、スキップのことは信じてますから。それにこの鬼謀もかなり強いですからね。」


 聞いているのかいないのか、フードをかぶったまま大人しく撫でられている鬼謀にそっとサラが手を伸ばそうとする。

 

 「やめといたほうがいいですよ。気難しいところがあるので。」


 「えー、こんなにかわいいのに。」


 ゴランとファルも残念そうにしている、この状態なら可愛いのは認めるけどね。


 「ご主人様、次の宿が決まったら店主にお知らせください。返金に応じるそうですわ。それとこちらをお渡ししておきますわ。」


 いつの間にか合流していたスキップから渡されたものに驚愕する。

 丸い形の金細工から長めの細い鎖が伸びその先端はタイピンのようになっている。

 忍は知識の中にある動作で突起を押し込むと、ぱかっといい音がして文字盤が姿を表した。

 数字は一から十二まで、秒針が小刻みにまわり、忍の記憶通りのものだ。


 「懐中時計?!」


 びっくりしすぎて声高に叫んでしまった忍に周りの注目が集まったが、口を抑えて恥ずかしそうにするとすぐに霧散する。

 

 「ご主人様はこの魔導具をご存知だったのですね。明日の昼、十二を過ぎると自動的に連泊となるとのことですのでとり急ぎご用意させていただきましたわ。他にも疑問があれば店主にお聞きください。」


 「わ、わかった。」


 「ではそろそろアダムスキーの時間がありますので出発いたしますわ。」


 びっくりしている忍の膝からニカが鬼謀を持ち上げた。

 忍は時計登場の衝撃でほうけていた頭をなんとか動かす。


 「みんな。気をつけてな。」


 「行ってまいります、ご主人様。」


 「ニカ、弟子を頼みます。」


 「はーい!わたし一人でもお店出来るようになってみせるからね!」


 「きゅ。」


 こうして商人班は首都に向かって旅立っていった。

 時刻は三時前、忍は少し上の空だった。

 このあと、店主が探してきてくれていた宿の大部屋を借り、やっと安心して体を休めることができたのだった。




 メテオライトは巨大港の名に偽りのない街で、街というよりも都市という方がしっくり来る規模だった。

 建築はこの世界の標準的なものだったが、海沿いには防波堤が存在し、出入りする船は様々な形態が入り混じっていた。

 何よりも転生前の世界の道具や知識がそのままの名称で多数存在していた。

 機械やからくりの類があるというわけではないのだが、望遠鏡やカレンダーが存在しているのである。

 カレンダーの曜日表記を見るに、おそらく英語圏の神の使いがもたらしたものだろう。

 この世界の一年は約四百三十六日、一ヶ月が三十七日前後で構成されている。

 まあこれがわかったところで、予定を決める程度の使い道しか思いつかないのだが。


 「日付って確か星の巡りから計算するんだったな。人生捧げないとこんなのできないんじゃないか…?」


 理系の人々の考えることがわかるわけもなく、ひとりごちる。


 『忍様、独り言が多くなっています。』


 一人じゃなかった上に何やらブツブツつぶやいてしまっていたようだ。

 千影が注意してくれる。


 忍は街で大きな三角定規の看板を見つけてそこに訪れていた。製図のシャープという店だ。

 天板が斜めになっている机や定規もある、単位は…よくわからない単位だけども…。

 なんだかセンチよりも広い気がする、インチというものかもしれない。


 「あ、ガラスペン……大銀貨五枚か……。」


 ほしい、が、お金があるようでない今の状況ではこの金額は出せない、専門道具の店だけあって品質と価格がお高めだった。

 羽ペンはいくらでも作れるのだがペン先が潰れるのが早く、筆圧で折ってしまうこともあるので少し気を使うのだ。


 店主のおっさんはずっとこちらを見ている、ペンを売り場に戻し店の外に出ようとした時、入れ違いに店に入ってきた男にぶつかってしまった。

 忍の体格のせいか男は当たり負けて尻餅をついてしまった。


 「あ、すみません。ちょっとぼうっとしてしまっていました。お怪我はありませんか?」


 忍は手を差し伸べると男は眉根を寄せて嫌な顔をしたが、手を取って立ち上がる。

 スキンヘッドに三白眼で目の下にはくまが浮かび体はやせ細っていてまるで枯れ木のようなのだが、握った指にはタコのようなものができていた。

 

 「怪我はない。気をつけてくれ。」


 言葉をすぐに返せなかった忍を尻目に男は入れ違いに店に入っていった。

 不意に敵意を向けられると固まってしまう、蛇に敵意を向けられたときよりも、よっぽど人のほうがまずい。

 気を張っていなければ街なんて歩けやしない。


 「……ペンだこ、だよな。」


 アレな書籍で漫画というものが存在しているのは確認している。

 かなり気圧されたが、あの男はもしかしたら漫画家かもしれないと考えればダメージも少なくなった。


 『忍様、ご気分がすぐれないのならお休みになられてはいかがでしょう。』


 「大丈夫。ありがとう。」


 千影が声をかけてくるが、礼を言って歩き出す。

 忍にはほとんど一人の時間がない、従魔が一人も居ない状態で出かけるというのも久々だった。

 影分身も使っていないので忍は一人になったと錯覚したことで、フラッシュバックが起きたのだろう。

 もう少し、図書館に入れば静かに本を読むだけの居心地のいい空気が待っているのだ。 


 ここ数日、図書館に行くために街を歩いたことでなんとなくわかってきたが、この街にある地球技術の産物らしきものはちょっとした特徴があった。


 そういう物があると知っているからそれらしく作った。


 というものが大半なのだ。

 レンズに代表されるガラス細工と時計の正確さは目を見張る物があったが、時計店で見せてもらった時計の中には魔法陣の書かれた部品と小さな魔石が入っていただけで歯車も何も無いし、これでどうやって針が動いているのかは見当もつかない。

 先程の店の三角定規なんか角度が九〇度ではなく、二等辺三角形みたいな形のものまである。

 いくら数学嫌いの忍でもこれがだめだということは理解できた。

 ネットも何もなしにこういったモノの作り方を覚えきっている物語の中の異世界転生者たちはいかに元々のスペックがおかしいかという証明になるだろう。

 指摘はしない、現代知識で無双なんていうのは物語の話だ。


 特にアイテム、モノは誰でも使えるのだから怖い。

 前世の知識で毒を作りだして、自分が暗殺される程度のことは起こるはずなのだ。

 そういう意味ではこの国を作ったどこかの誰かは忍とは違う発想でこの世界を生きたのだろう。


 しかし、これらが存在している、ということは重要だ。

 存在しているなら持っていても問題ないということ、使う分は作ればいい。

 流石にガラス細工は無理だが、木工の範囲なら……。


 『忍様?』


 千影にまた声をかけられた。

 どうやら考えながら歩いていて図書館を通り過ぎそうになったようだ、マクロム国立図書館分館と書かれた玄関にここ数日で顔見知りになった門番が立っていた。


 「おはようございます。」


 「おはようございます、銀貨二枚ね。」


 「はい。」


 図書館の門番は受付も兼ねている。

 入館料が銀貨二枚、払えば閉館時間の午後六時まで読み放題だ。

 本の持ち出しは厳禁で写本や翻訳は別途料金がかかり、場合によってはできない書籍も存在する。

 そういう貴重だったり危ない書籍は図書館の奥深くに封印されているようだが、忍の目的はそんな大層なものではない。


  この世界の一般的な知識がどの程度のものであるか調べる、そして、この世界の魔力の法則やわかっていることについての知識を深めることである。


 おかしいのだ、お湯を作る魔法は水に対して火の魔法で熱を加える。

 しかし、水と火の魔法は互いに打ち消し合うのではなかったか?


 魔法で作り出した土壁は消えない、同じく魔法で消し飛ばした土は戻らない。

 さあ、【グランドウォール】の土はどこからやってきた?

 【トンネル】で堀った土はどこに行く?


 変身なんかもう、全てにおいて謎でしかない。


 あまりにも気になったのでこれらの事象はまっさきに調べたが、そもそも疑問として定義されている書籍を見つけることができなかった。

 そしてその過程で魔法大全に乗っていない魔法が存在するのを発見した。


 神々の耳飾りの魔法大全には各種属性の基本魔法、補助魔法、生活魔法、妨害魔法という項目が載っていたが、忍が見かけただけでも強化魔法や付与魔法、複合魔法などの言葉が専門書の中に出てくる。大全とは?


 そんな忍の強い味方が百科事典だ。

 何を調べていいのかわからないものを調べる時、まずは関係した単語を百科事典で引いてみる。

 百科事典の項目からさらに関係ありそうな単語や分野を割り出して書籍を探す、これが忍式書籍のみでの知識の探し方なのだ。

 なんで神々の耳飾りには百科事典が入っていないのだろうか。

 

 「索引が使えないのが痛い。」


 肩が凝ってきたので腕を回す。

 耳飾りの翻訳は高性能だが文字が読めるだけで本が変化するわけではない、分厚い索引の中から関係しそうな単語を拾い項目を読むのだ。

 根気のいる作業だが文字を読むスピードは一般人の比ではない、オタクの能力の使い所だ。

 これまでのペースなら今日中に百科事典から次の本に移れるだろう。

 まあ、項目があまりにも少ないので簡単に終わりそうというところが大きいのだが。


 「泊まりこめたら楽でいいんだけど。」


 夜が長いので分厚い本でも読み切れてしまいそうに感じているのだが、この世界で本は貴重品なので貸し出してくれない。

 時々気になる項目もありつつ、まず優先すべきは一般常識と魔法のことだと言い聞かせ、忍は百科事典を読み進めた。

 いくつか気になる記述も見つけたので、これらは後で試すこととする。


 午後に入り、忍は目をつけた分野の本を探して机に積み上げた。

 しかし、これらの本は忍の期待を大きく裏切る内容だったのである。


 いわく、空に落ちる滝がある。

いわく、月は日替わりで四方向から登ってくる。

 いわく、十年に一度とある邪神のイタズラで太陽が青く輝く時期がある。

 いわく、世界の果ては神の国につながっている。


 忍の常識からすれば斜め上の話ばかりがごっつい見た目の専門書に羅列されている。

 この世界の通説と自分の常識の間の埋まらない溝に、忍は生きていく自信がなくなってきた。


 図書館の本は娯楽本のたぐいはほとんどなく、直接的な魔法や武術の指南書などは危険度の高い書籍として一般に公開されていなかった。

 そのせいで忍は与太話に思える超理論満載のお堅い学術本のような物を神経を使って何冊も読む羽目になった。

 結論として物理法則やらもろもろ実際に試すしかないという結論になった。ものすごく疲れる。

 鳥がオナラで空を飛んでる説で一冊本になってるのはなんの嫌がらせだろうか。


 読んだ中で楽しかったのは息抜きになるかと手に取った料理のレシピ本くらいだった。

 どうやらこの世界には出汁を取る、アクを抜く、下茹でをするなどの下ごしらえの概念があまりないようだ。


 『忍様、見られています。』


 『相手は?』


 『現在は司書の女性と老人がこちらを見ていますね。』


 『あー、危なくなさそうなら無視で。』


 千影の指摘には心当たりがあった。

 普段から本に親しんだ人なら忍がページをめくる速さがおかしく感じるのだろう、特に静かな図書館では紙の擦れる音がよく聞こえる。

 学生時代に指摘されたことがあったので自覚はあるが速いといっても読書家の範疇である。速読を練習した人と比べれば新幹線と自転車のようなものだ。

 意識してしまうとなんとなく居心地が悪い、忍はできるだけ目立たない端っこの方に移動することにした。


 この日はなんとなく居心地の悪いまま、それでも閉館時間まで粘って帰路についた。


読んでいただきありがとうございます。


「面白そう」とか「続きが気になる」と少しでも感じましたら、ブックマークと↓の☆☆☆☆☆から評価頂けますと嬉しいです。


是非ともよろしくお願いいたします。

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