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書きたいのに書けない!

作者: 相模

 こんにちは、俺はクソダサいヤツです。

 突然のご挨拶にみなさん驚いたと思います。


 でもね、上と自分を見比べて筆を折ったつもりなのに、過去の栄光が忘れられずに新作を投稿しようとする俺、ダサい。

 こちとら短い期間だけど、ジャンル別日間という狭い範囲だけど、ランキングの表紙を飾ったこともあるんだぞ、と。

 スコ速にだって紹介されたこともあるんだぞ、と。

 それを心の支えに生きてきました。

 まあ、でもほとんどの人は自分のことは知らないんでしょうね、悲しいことに。

 第一、ランキング載った作品だってもう完結から四年半くらい経ってるし。


 そもそもな話、俺はかの作品をワンチャン書籍化あるかな?とか、誰かファンアート書いてくれないかなあとか俗物的な目的で書いた。

 前者に関しては、小説家になろうというサイトでそういった類の人物が大多数を占めていることは理解している。

 けど、あえてみんな黙っていることを開けっぴろげに言うのは如何なものかと思う。

 でも、言っちゃった。(特に理由は無い)

 そして、後者。

 実はこっちがメイン。

 書籍化したいっていうのも、作家になりたいというよりは自分の作り出したキャラクターが絵になったら嬉しいなと。

 連載中は硬派な作者として通したかったので黙っていたが、ファンアート欲しかった!!(なんなら今でも大歓迎だよ!)

 そして、結局自分で描くことになるという。

 ああ、でも悲しいかな、画力が足りない。

 最近は絵を描くのにもやる気を失くしていたので、最早描ける物がない。

 技術が全く足りていないにも関わらず、理想だけは高いのだ。

 だから、線を数本引いてはこれは違うと思い諦めるのだ。

 そして、これは小説の執筆に関しても同じことが言えた。


 ここまでぐだぐだと脈絡のない話が続いたが、つまり何がいいたいのか。

 ファンアートが欲しい!(切実)


 …………違った。


 過去の栄光を再び味わいたい!


 そう、俺はランキング、それも5位以内に入りたいのである。

 それにはまず何か書かなくては始まらない。

 そして、やっとこのエッセイの主題に繋がるという訳だ。


 ――――書きたいのに書けない!


 そう、今の俺には、はち切れんばかりの肥大化した承認欲求によって何か書きたいという欲だけが先行している。

 アイデアも、ストーリーも思い浮かばない。

 一応、キャラ設定とか、舞台設定とか全く出ない訳では無いのだけど、それを活かすアイデアもストーリーも出ない。


 執筆中作品にもいくつか書きかけがある。

 例えば、過去作「鉄血の魔女」と世界観を共有した物語。

「鉄血の魔女」の後書きにも気が向いたら同じ世界観の物語を書くとは言い、何か書いてはいた。

 でも序盤だけ書いて、その後に繋がるストーリーが書けない。

 というか、世界観の設定もろくにメモを残していなかったせいで忘れた。


 例えば、フェティシズムにこだわりのある高校生男子のラブコメ。

 これは投稿すれば絶対にランキングに載る!という、謎の確信があった。

 六、七年前から牛歩ながら書き進めてはいた、が去年完全に詰まってしまった。

 俺の恋愛経験の無さという、大きな壁が立ちはだかったのだ。(それを思えば、過去に一度でもラブコメ作品を完結までこぎ着けたのは奇跡だったのかもしれない)

 意志の弱い俺は筆を折った。


 ついにやることが無くなった俺は、そう。

 このエッセイを書くに至ったのだ!


 書くことがねえ!

 なら、書くことがないということを書けばいいのでは!?

 青天の霹靂、まさに神がかり的逆転の発想であった。


 つまり、肥大化した承認によって生まれた本作品にはヤマもオチもないのである。

↓クソダセェ男の承認欲求を満たすためにポイントの寄付を!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 頑張れよ(肩ポンポン…) ニヤリ… ポチ☆ [一言] ふざけてすみません。 頑張って下さい。
[一言]  創作活動は多かれ少なかれ承認欲求を得るためのツールとしての側面があるのでしょうけれど、それが肥大化した結果書けない苦しみを感じるのはとても辛いですね……。  私には物語を生み出す才能、セ…
[良い点]  感想に丁寧な返信ありがとうございます。  確かに自分が書いた小説って、後から読み返すと面白いですよね。  自分が面白いと思って書いてるからでしょうね。 [気になる点]  いやいや、部門…
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