明日香
明日香です。
よろしくお願いします。
寒い寒ぃな寒いねと私たちが何度となく口にするようになった十二月。今日で二学期が終わった。
「寒い」
「あまちゃん。寒いならタイツ履けばいいんだよ。てか履きなよ。あったかいから」
「やだ。これでいい」
「だから歩き辛いんだってば。重いしさ」
「ああん? 重いだとぉ」
「ほらぁ。寒さでテンションまでおかしくなってるじゃん」
その帰り道、私は仲良くくっ付いて押しくら饅頭をしているふたりの後ろを歩きながら、冬の風物詩かよと、毎日同じことしてよく飽きねーなぁと苦笑いを漏らしている。
「あ。なぁ、寄ってこうぜ」
そう思う私もまた飽きもせず、放課後は毎日のようにこのふたりと過ごしている。この時間は私にとって大事な時間に飽きることは無いけどな。
「あ。もう着いたんだ」
「わかった」
マクダナルズ。危なく通り過ぎるところだった。ははは。
「おととい理香と亜衣とゼリアで飯食ってたんだけどよ、そしたらゴリさんが窓からお前らが見えたからよーとか言っていきなり私の隣に座って来たんだよ。理香のやつまじで驚いたんだろうな。対面に座った玲さんに向かって食ってたドリア吹き出しやがってよ、そっこーで叩かれて説教されてやんの。まじウケたわー」
「ひさんだね。けど理香ちっぽくて笑っちゃう」
「くくく」
「だろ? けど玲さん、なんだかんだみんなの分奢ってくれたんだよ。ここは私が出すから追加で好きなもん食えーって言ってくれてな」
「さすが玲さん男前だね」
「へぇ」
「な。あの人怖えけど面倒見いいしかっこいいんだよなぁ。理香なんてころっと態度変えて一生ついてくぜーってよ」
「単純だねぇ。けど気持ちはわかるかも。玲さん優しいし凄く綺麗だしね、って痛いよあまちゃん。なんで突くの?」
「べっつにー」
つーことで、とっとと下校した私たちは今マクダナルズに居て相も変わらずくだらない話に花を咲かせている。来年に卒業を控え、これからのことや更にその先のことを漠然と考えてるようになっても私たちはまだガキだから。
「そうだ。玲さんで思い出したけど、なーさんがね、宇宙をひろくんて呼びはじめてたよ。けどまだ慣れてないみたいで言う度に照れててなんか凄く可愛かったよ。呼ばれた宇宙がキョドってて気持ち悪かったからなーさんだけ見ようとしたけど視界に入って邪魔だったんだよね」
お兄さんの話のところで嫌な顔をして見せたけど椎名はブラコン。お兄さんのことが好きなのは椎名も含めてみんながわかっていること。私は兄弟姉妹が居ないからその辺の微妙な感情はわからないけど素直じゃねーなっていつも思う。
「気持ち悪いって椎名。ブラコンのくせにお兄さんのことになるとツン入れるのわざとだろ?」
「は? 違いますけど。ブラコンじゃないしツンじゃないしわざとじゃないし普通ですけど」
「いやブラコンだろ。しかもお兄さん限定の敢えてのツン。なぁ?」
「ブラコンでしょ。しかもツン。椎名、自覚ないの?」
「ないよ。てか自覚も何も違うからしようがないじゃん。てかその気持ち悪い顔やめて」
兄妹仲良しでいいじゃねぇかと水野のふたりで優しく微笑んでやると、椎名は余計にムキになる。
「や め て」
そんな椎名を私と水野であははと笑う。ムキになるから揶揄われるんだぞと私は思う。認めちまえば楽になるぞと私は思う。素直な私がそう思うんだから間違いない。
「素直になれって」
「うるさいよ?」
「くくく」
「にしてもなーさんがなぁ」
そう言いながらポテトを摘む。私はポテトの山に紛れ込んでいるしねしねした感じのやつが好き。持つと曲がっちゃうやつ。
「ね。彼氏が出来るとああなるのかもね」
椎名はそう言いながら、自分のポテトの中から見つけたしねしねしたポテトを私にくれた。もはや自然の流れ。私と椎名が長年かけて積み上げて来たものを感じるちょっとした瞬間。替えは居ないし作る気もない、私にとって唯一無二。
「彼氏なぁ」
「私は昔のなーさんを知らないから違和感ないけど」
「この前突貫しようとしてたの見たろ。みんな居たから止められたけど、私たちだけだったら止める間もなくアイツら一瞬でぶん殴られてたぞ。あれがウチらのなーさんのイメージなんだよ」
「だよね」
相槌を打ちながら椎名がまたポテトをくれた。固ぇ。
ポテトを摘んだまま椎名を見るとしてやったりと笑っていた。普通のやつも嫌いじゃないから私はそれを口に入れた。
「そうなんだ。けどやっぱり私には、なーさんは彼氏が居る妙に色気がある落ち着いた女の人って感じ」
「そうかよ」
「明日香は? そういうの興味ないの?」
「無いこたぁ無いけど特にはな。するしないは自分の意思とはあんま関係ないだろ。なっちまったとかしたくても出来ないとかしたくないのにしちまったとかそんなもんじゃねぇの?」
「そうかも。てか意外」
話を振った水野が私の答えに心底驚いた、みたいな顔をしている。
「あ? なにが」
「私本気で明日香は食べ物のことしか考えてないと思ってたから。痛いっ」
「ばーか。私も一応夢見る女の子だからな」
「食べ物のでしょ。いったぁ」
「はっ。言ってろ」
水野にデコピンを二発目をくれてやった。
椎名は口を開かずに、この一連の話をただ聞いた。今は痛かったねーとか言って水野を慰めている。
椎名は自分からその手の話をしたことがない。私のクラスにも椎名がいいと言う男が何人かいるしたまに告白されようとしてもあからさまにそれを避けるし訊けばべつに居ないと返ってくる。
そんな椎名は誰に心を許すのか。いつかそうなった時、椎名の優しさというか存在が私から知らない奴にへシフトすることを思うと少し胸がチクチクするなと考えたことももう何回となくあったことだ。これも長年傍に居る私たちの積み重ねと言える。
「パパとママがまた遊びにおいでって」
「行くよ。ね」
「おう。またすげー肉とか食わしてくれっかな」
「頼んでおく」
「ラッキー」
なんて、こうしているとこの日常がこれからも続いていくような気分になる。とは言え今ウチらが話したことは変化だ。理香の話にしても、私が水野にデコピンを喰らわせたのもそうだ。
そうした変化は私たちにも訪れ始めていて、私たちも私たちの関係もゆっくりと変わっている。どうやら自身であれ環境であれ関係であれ、変わらずにいることは出来ないらしい。
どうせ変わっていくのなら、この先をどう生きて行こうとも、いつも私らしく胸を張っていられるよう、気持ちよく笑っていられるようにしたいと思う。大人になって、昔は良かったよなーなんて言いたくないし思いたくない。昔も楽しかったけど私は今も楽しいぞって、特に椎名と水野には笑って言えるようにしたいと思う。
ふたりもそうなることを願いつつ、私は食べかけのハンバーガーに齧り付いた。
「ねぇ」
「うまうま、ん?」
「今更だけど明日香って太らないの?」
いっつもそんだけ食べているくせにズルくないと、水野が私を睨んでいる。私はこの体型を維持するために週三でジムに通っているんだけど明日香ってズルいよねって絡んできた。
「体重は増えたぞ。一キロくらいな」
本当に今更だよなと思いながら咀嚼していたものをゴクっと飲み込んで水野の疑問に答えてやった。椎名が今日も三口だったよ凄いよねってくすくす笑っているけど気にしない。
「あ、なんだ。明日香もやっぱり太るんだ。そりゃそうか。それだけ食べてれば太るに決まってるか。くくく」
聞いた? 明日香太ったってさと、水野は椎名に向かって嬉しそうに言っている。
「明日香は少し自重した方がいい。くくく」
「あまちゃん」
けど椎名がそれを、人を笑わば穴二つだよ笑われちゃうよ痛い目みるよと諭すように嗜めると、笑うことをやめて訝しげに首を傾げた水野に私は現実を教えてやることにした。
「あのな水野」
「なに?」
「太ったつーかな、背が伸びたんだよ。二センチ。気づかなかったか?」
「は?」
増えたのは横じゃなくて縦なんだよなこれがさと真顔で頷いてみせる。横の椎名もうんうんと頷いている。さすが。私はなにも言っていないけど椎名は気づいていたんだなって思う。
「で、あとな、ちょっと前になんかブラがきちぃ感じがしててな、買い替えようと思って店に行ったらな、あらお客様、ちょっとサイズが合っていませんね、これじゃ窮屈ですよね? せっかく綺麗な形なのに締め付けていたり合わないものを着け続けていると形も崩れてしまいますし、何より着けていること自体が不快でしょう? ですからこの際ちゃんと合わせましょうって店員さんに言われてな、これからはそういうのもちゃんとしなくちゃなって思ってな、そん時ちゃんと測ってもらっだんだよ。そしたらやっぱデカくなっててよ」
「はあ?」
椎名はまたしてもうんうんと頷いている。ブレザーとベストで隠れていても椎名は気づいていたんだなと、色々察してくれるしやっぱよく見えてんだなぁって思う。
「でな、今はもうスポブラやめて店員さんに勧めてもらった可愛いけど大人の色気もある感じのブラを着けてんだけどよ、いやな? こういうのって見た目が可愛いだけで着け心地はあんま良くねーんじゃねぇのってずっと思ってて少しも興味がなかったんだけどな、実際着けてみたら着け心地すげーいいし楽だからもう他は着けらんねぇってくらい気に入ったんだよ。ただな? その店員さんがお似合いですよーとかいい形ですねーとか立派なものをお持ちですねーとかすげー褒めてくれるもんだからついいい気になって色違いのやついっぱい買っちっまったんだよ。お陰で今月は金欠だよ金欠。いやぁ、ちゃんとしたやつって結構な金額すんのな。びっくりしたわ」
「なに言ってんの? てか何が言いたいの?」
「ふふふふふ」
「もう終わるから最後まで聞けって。そんでな、そん時ウエストも尻も測ったんだけど前と変わってなかったんだよな。だからな、太ったつーよりそれが増えた理由なんじゃねぇの? って私は思うんだけど、どうよ?」
「ぐっ」
「あっはっはっはっ」
口惜しげな水野と笑う椎名。
ちなみにきつかったのはアンダーじゃなくてカップだからなと付け加えてからニヤって笑ってやる。水野は普段クールな感じだけど、椎名のこととスタイルだのファッションだの、自分を磨くことに関しては何気にムキになって揶揄い甲斐がある奴だから。今もぐぬぬって言っちゃってるし。
「ねぇそれまじ?」
「まじ。なんたって私は成長期だからな」
「んなわけないでしょ」
「あまちゃん。牛乳だよ牛乳。絶対そうだよ」
笑っていた椎名が口を挟む。
考えてみてよ。だって私たちと明日香の違いって言ったらさ、牛乳を飲むか飲まないかしかないんだよって椎名が真顔で言っているけど小鼻ピクピク、水野を揶揄う気満々だから酷ぇなって思うけど私も人のことは言えないから黙ってことの成り行きを見ている。
「なるほどそうかも。わかった。ちょっと買ってくる」
水野はそう言うや、すぐさまゴテゴテした財布を鞄から取り出して席を立って行った。
「あ。行っちゃった」
「ウケるわ、ってかちょっと心配になるな。椎名。ちゃんと見といてやれよな」
あえて先の話に触れると、椎名は当然とばかりに頷いた。
「うん、わかってるよ。明日香は理香と亜衣ね」
「だな。んで……」
「「特に理香」」
「「ぷっ」」
私たちははははと笑った。
「ねぇ。ここってメニューに牛乳ってあったっけ?」
「無ぇな。あったら私が毎回頼んでるしな」
「教えてあげればよかったのに」
「あの素早さだぞ? むりだろ」
「だよね。ふふふ」
笑う椎名を見て私の胸が少しチクリとした。来年の春からはその顔も暫く見納め。声は聞けても暫くは会えない。私の左側にいつも感じていたその存在も体温も匂いも失くなって、身軽になる分以上にそれを寂しく感じるだろうなと思う。
椎名に伝えたいことは山ほどあるように思うけど今はこれっぽっちも上手く纏まらない。考え始めると胸がムズムズして落ち着かなくなる。椎名が東京に行っちまうまでにはなんとかしたいけど何をどう伝えたらいいんだか。
取り敢えずスマホにすっかなと私は思った。
「明日香?」
「ん? スマホにすっかなってな」
「そっか。ならテレビ電話出来るね。顔見ながら話せるよ」
「おう。そうだな」
「そんなこと言ってて受からなかったりして」
「それはねぇだろ。椎名だからな」
「まぁね」
ごちゃごちゃ考えながら椎名を見ていたら椎名と目が合った。そのごちゃごちゃを吹き飛ばして、私はちゃんと笑って返したぞ。
「お帰りあまちゃん。どうだった?」
「売ってなかった。わざわざ並んだのにまじ使えない」
「酷ぇ言い種だな」
「ほんとだよね。将来クレーマーになりそうで心配だよ」
「うっさい」
「「あぶなっ」」
「ちっ」
「あ、聞いて。あのね、ウチにサンタコスがあるんだよ。それもミニスカの」
「サンタコス?」
椎名が思い出したように言えば水野が少しおかしな感じでそれに反応している。
私は丁度、パテが二枚とチーズのやつを大きく開けた口で頬張って、続けてポテトを口に押し込んだところだったから、なんであんだよそんなもんと思ったけど黙って話を聞いている。
そしてもう一口齧り付いた。
「うまうま」
「サンタコスだよあまちゃん。なんでドンタコスみたいに言うの? 面白いけど」
それな。ギャグなのか本気なのか、水野を見ていてもよくわかんねーけど、ドンタコスと言われれば、チリかぁ、美味いよなぁと、ついそれを想像してしまう。
「あ。なんか食いたくなってきた」
と、思わず口に出していた。
「買って帰ればいいじゃん」
「そうすっか」
「あ。どうしよう。私もタコス食べたくなってきちゃったよ」
「ウチの駅地下のメキシコ料理屋テイクアウトできるから、なんなら買って行くけど?」
「けど今日はピザ頼んじゃったからなぁ」
「べつに大丈夫でしょ。明日香いるし」
「おう。任せとけ」
「そっか。じゃあお願いしようかな」
「わかった。買って行く」
「わーい。ありがとうあまちゃん」
「いいよべつに」
こうして椎名と水野と過ごしていると、これからどれだけ季節が過ぎようとも、このふたりと駄弁る時間は変わらず続いていくものだと錯覚しそうになるけどそうじゃない。今日のこの時が終われば、椎名が欠けて水野が欠けて私が欠けてと三人揃うことは稀になる。
「で。なんでサンタコスがあんだよ」
「なんかね、なーさんに着てもらいたくて宇宙が買ったみたいなんだけど、やっぱ頼めないから美月にやるって言って、くれたの」
「椎名の兄さんなにやってんだよ」
「へー」
「ね。頼めばいいのに」
「じゃあ、今夜、椎名が着てよ」
「せっかくだから勝負に負けた人にしようよ」
「おもしれー。やろうぜ」
「負けない」
だから、受験がある椎名には申し訳なく思うけど、もう少しの間、出来るだけ傍に居てくれよと私は思う。これは私の我儘だけど、椎名はそれをわかっていて、少しも迷惑がらずにただ受け入れてくれているんだと思う。有り難くて心が震える。私は何を返せるだろう。
「じゃあ先に帰るね」
ずずずとシェイクを飲み干して椎名が言った。
「おう」
「もう?」
「うん。これでも受験生だから勉強しなくっちゃ」
「いまさらじゃない?」
「はっはっはっ。誰が手遅れだってのさ」
「はっ。椎名に決まってんじゃん」
椎名と水野がそんなやり取りをしている。コイツらまじ仲良いよなーって思いながらそれを見ていると、最後に椎名が水野に向かって舌を出し、変な声を出した水野が顔を赤くして静かになったところで私の勝ち、あまちゃんサンタコスねーなんて言いながら、椎名は自分のトレイを持って席を立った。
私はそのトレイをガン見している。
「あ、はいコレ」
明日香にあげると、いつ食べるのかと気になっていたアップパイを私のトレイにひょいと乗っけてくれた。
「お。サンキュー」
「じゃあふたりとも適当に来てね。ピザは七時に届く予定だから」
「おう。あとでな」
「わかった。けど負けてないから」
「はいはいそうでちゅね。あぶなっ」
割と本気で出した水野の手を素早く逃れ、とことことゴミ箱の前、包装紙やらストローやらをちゃんと分別して捨ててから、椎名は一度こちらに向かってにこやかに手を振って階段を降りて行った。
「いただきます」
もらったアップルパイにさっそく手をつける。それを齧りながら私は思う。
椎名が途中で抜ける。これも私たちに訪れた変化だ。けどそれがいつの間にか私たちの中で当たり前になって、椎名が最後まで付き合うことの方が今では珍しく思えるようになった。父さんが居ないことに慣れたように、人は慣れる生き物だとつくづく思う。だから、ふたりが東京に行って、私の傍に居ないことにも慣れる日が来る。
「うまうま」
それでも変わらないことはあると思う。やっぱり上手く言えねぇけど、そういうものがあるってことを私は信じている。この繋がりがそうだって私は信じている。
「だといいけどな」
「そうね」
「おう」
それからさらに三十分、端から見ればアイツらケンカでもしてんのか? って思われそうな口の悪さで馬鹿な話を水野としてマクダナルズを出た。
「さてと。今日のプレゼント買わねぇと」
「私も」
「じゃ、ここで一旦解散だな」
「うん。じゃあ、あとで椎名の家で」
「おう。あとでな。おい水野。変なもん買うなよな」
「明日香こそ。ドンタコス十袋とかやめてよね。まじあり得ないから」
「あ? 誰がそんなことす……」
そんな気は少しも無かったけど、言われてみるとありかも知れないなんて考えが頭を過ぎる。私も食えるし椎名もタコス食べたいって言っていたしなぁと思いながらフリかと思って水野を見遣ると圧がすげぇ。
「明日香? 無言にならないでよ」
「な、なってねえよ」
「やめとけ」
「お、おう」
水野が怖えから真面目に探すかって私は思った。
そしてその夜、理香と亜衣も揃ってやって来て、椎名の家で高校最後のクリスマスをみんなで楽しく過ごした。
最後ということでみんなそれぞれ思うことがあった筈だけどしんみりすることはもう少し先でいいと思ったんだろう、その夜は揶揄ったり揶揄われたり、笑ったり笑われたりただただ楽しくみんなで一夜を過ごした。そして次の日にはまたそれぞれの日常に戻ってそれぞれの今を過ごしている。椎名は受験勉強。私は店の手伝いと母さんから料理を学び、水野はデザインの勉強で理香と亜衣はバイト。ガキの私たちは結局それしか出来ないし、それでいいんだとも私は思ったぞ。
ああそうそう。ちなみにサンタコスな。アレを誰が着たかだけ言っとくわ。
今までの流れ的に椎名だと思うだろ? 残念。私だよ。
べつに嫌じゃなかったからな? なんなら写真見るか? 超絶可愛いからな? いやまじで。ははは。
お疲れ様でした。ありがとうございます。
今話は何度も書き直しました。才能が欲しいとまじ思いました(._.)
読んでくれてありがとうございます。




