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キャンバスメモリアル  作者: tom
第2章 出会い
27/33

第27話 再会


――シキとアカは歩いていた。


「あっつい…暑すぎる……何だよこの暑さ。」

「本当に暑いね〜…」

「ドラフターはまだかよー…」

「この川沿いだから、もうすぐ着くと思うよ〜。ほら、その丘越えるまで頑張れ!」


2人が丘を上がると、眼下に街が広がっていた。


「おお!あれが、ドラフターか!着いた〜…」

「結構、歩いたね〜。てか、すごっ。あの街色んなとこから煙出てるよ!」

「機械の街らしいな!でも、余計に暑そうだなぁ」

「とりあえず、行ってみよ!」


2人は街が見えたことに喜び、急いでドラフターヘと向かって行った。


「とうちゃーく!」

「暑かったね〜」


2人が関所を抜けると、ひんやりとした空気が出迎えてくれた。


「涼しいなー!」

「うん!涼しい〜…。あんなに空はカンカン照りなのに不思議…」

「機械の街だからな!何かしてんだろ!」

「そうだね!ね〜ね〜シキ、色んなお店があるよ!見てみようよ!」

「お前…また、無駄遣いする気か?」

「見てみるだけ〜。ほら、行こ!」


シキはアカに手を引かれ、色んな店へと連れまわされた。

光を放つ機械や、色を使って遊ぶおもちゃ、どんな色でも火を出すことのできる機会に、水を出せる機械。

2人が初めて見るものばかりだった。

シキも初めは楽しかったが、だんだんと疲れを感じ始めている頃、ふと1つの大きな機械が目に入ってきた。


「なぁ、アカ。あれは何だろうな?」

「ん〜どれ?」

「あの、丸いのが2つついてる大きなやつ。」

「…何だろうね〜。何だか乗り物みたいだけど…。」

「何か、こう…かっこいいな。」

「そう?あたしは良くわかんないや…。」

「なぁ、見に行ってみようぜ。」

「いいよ〜。乗り物ならあったら便利かもだし!」


2人は乗り物らしきものが置いてある、店へと向かって行った。

2人が店に近づいた時、店の中から人が飛び出してきた。


「スネズ!お前はもう出て行け!事あるごとに親方に意見ばかりしやがって…」

「何だよ!もっと良いものにしてやろうとして言ってんのに!」

「迷惑なんだよ!親方の面目を潰す気か!」

「知らねーよ!そんなもん。良いもの作って何が悪いんだよ!」

「もういい!お前はクビだ!勝手に好きなもん作ってろ!」


灰色がかった髪の青年が、店に唾を吐き2人の方へと歩いてきた。


「…あ!あんた、銃を売ってた奴ね!」

「……誰だお前。」

「あんたの銃、1回で壊れたんだけど!あれ、不良品じゃないの!」

「…知るか、そんな事。買った後のことなんか自己責任だろ。」

「そんな言い方ある?待ちなさいよ!」


青年が2人の横を通ろうとした時、アカが青年の肩を持って引き留めた。

振り向いた青年の顔を見て、2人は驚いた。


「…あんた、泣いてんの?」

「……泣いてないわ、赤髪女。」

「とりあえず、話聞きなさいよ!」

「…っち。わかったよ。じゃあ、近くの飯屋で飯奢れよ。」

「いいわよ!とことん、話そうじゃない!」


シキはアカの剣幕にタジタジだったが、流れのまま近くにある飯屋に3人で向かって行った――

次回は、

8月6日(金)21時

投稿予定です!


ぜひ、お楽しみください♪

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