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わるふざけ

僕の人生は、お砂糖まみれ

エイプリルフールについて何か書きたかっただけなのに、

なぜか冒頭から暴言になった。

 エイプリルだけじゃなくて年中フールな読者諸君はいかがお過ごしだろうか。どうせ諸君はお砂糖を舐め舐めしながら、人生も舐めていることだろう。宝くじが当たれば良いなと思うような甘ちゃんだろう。甘い甘すぎる。微糖の缶コーヒーくらい甘い。微糖と言いつつ、なんであんなに甘いんだ。ちょっとしたジュースより甘い。甘すぎて飲めない。いつの間にやら無糖派になってしまった。無党派なので、特に応援する政党は無い。どうせ諸君も政治なんかはわからないだろう。僕もわからない。とりあえず、投票用紙には、詩を書いて投票箱にぶち込んでいる。素人の諸君は真似してはいけない。とりあえず、それっぽい名前を書いて投票箱に入れるのがグローバルスタンダードだ。この前、投票箱にぶち込んだ詩はこんな感じだ。


 軽トラックの愛がスタンバイ

 荷台のコーラはシェイクシェイク、シェイクスピア

 こたつ布団が干されてる

 僕も会社で干されてる

 ここで一句

 桜散る メコンデルタは カモノハシ

 散っちゃいました、星一つです


 きっと開票作業中に作業員は感動の涙に包まれただろう。僕も感動でプチプチに包まれて出荷されそうだ。黒猫が来るのが待ち遠しい。黒猫は背景と同化するのでバエないらしい。明日使える豆知識だ。豆知識の豆は何の豆なんだろうか。そんなことをふんわりと考えながら20年ぐらいたった。小学生のころから考え続けているが結論がでない。おそらくジャックの豆だと思う。ジャックと豆の木の豆だ。巨人の国に行ってしまう。巨人の財産を窃盗したあげくに、大けがを負わせるジャックはモラルにかけている。端的に言ってサイコパスだ。何であんな本を子供に読み聞かせるのか。とてもじゃないが、教育に良いとは思えない。僕に子供ができたら、あんな本は読み聞かせない。ジャックを窃盗犯としてしょっ引く話を読み聞かせたい。ジャックはだいたい悪い奴だ。豆の木のジャックも、リッパ―なジャックも悪い奴だ。これは覚えておいて損は無い。ただ損か得かだけで、物事を判断していいのかについては、議論の余地があるように思う。だけど少なくとも損はしたくない。得がしたい。徳が積みたいのだ。どうせ諸君は徳を積んだらきっと良いことがあると思っているだろう。甘い甘すぎる。パンケーキくらい甘い。メープルシロップがかかったパンケーキのようにふんわりしている。諸君はふんわりしすぎている。干したてのお布団ぐらいふんわりしている。僕は諸君に包まれながら眠りたい。諸君は僕を包みこむ覚悟があるのか。僕は面倒くさい人間だが包み込んで介護してくれるような覚悟があるのか。甘い覚悟では僕の介護はままならない。今、覚悟を決めたまえ。こうして人生には急に決断を迫られることがある。フールな諸君は決断できただろうか。できなかった諸君は人生に対する覚悟が足りない。甘い甘すぎる。わきが甘すぎる。もっと脇をしめてコンパクトにスイングしていくんだ。コンパクトにスイングトレードしていくんだ。スイングトレードってなんだ? 投資と投機とギャンブルの違いがわからない。僕は情報弱者だ。諸君の様な資本家連中に搾取されながら生きて行くのだと思うといたたまれない。たたまれない衣服たちが僕の部屋でストライキを起こしている。明日着ていく服が無い。僕も資本家の気持ちが少しわかった気がする。こんなことでわかった気になるなんて。甘い甘すぎる。僕は、お砂糖まみれのドーナツのように甘い。大事な真ん中が空っぽだ。僕の真ん中はどこへ行ったんだ。諸君は知らないだろうか。知っていたら教えておくれ。

僕は甘ったれた人生だなぁと思いました。

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