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私は守護霊になりたい  作者: 尾瀬ヶ原薄
11/12

おいしい魔王計画

サタグマがこっぴどく浄化された次の日

「えー、というわけで彼女らに近寄れなくなったワケですが」

「マジでおぬしどーすんの、グルメ旅でもすんの?それならそれでわしもうまいもんタダで食えるから嬉しいけど生き返った目的完全放棄だよね?」

「ソレなんですよねぇ…コレ守るとかそういうの必要ねぇぐらいこんな短期間で色々学んじゃってるとか予想外でしたわホント」

「仮にもおぬし魔王級とかいうランクのアンデッドじゃろ?それが余裕で驚きの白さになるとか草も生えん威力じゃの…」

「気配察知えげつねぇ…」

「マジで近づきようないの…あほくさ、やめたら?守護霊」

「ひゅいっ…」

「グルメ旅安定かのぉ…あっドラゴン食べたい」

「ドラゴンかぁ…ドラゴンってどんなのです?」

「記憶喪失ってそこまで忘れとるのか…アレじゃよ、鉄より硬いウロコで体温が200度ぐらいあって、魔道機兵よりちょっとデカいぐらいのやつじゃの」

「魔道機兵?」

「それもか…搭乗式のゴーレムで、だいたい18mぐらいのやつじゃ」

「なるほど…ん?18m?あなたの言うドラゴンって硬い鱗に高温ですよね?俺が見たことあるやつ多分50mぐらいだったと思いますが…」

「あっるぇー?マジ?まぁメートルも他部署のやつが大昔連れてきたやつの輸入品みてぇなもんじゃしの…あんまりアテにならんかもしれんぞよ」

「あー…でもあの美味いオーク確か他のやつよりデカかった気がしますが」

「そういやそうじゃったの…てことはおぬしまーだ魔王級の連中とあったことあるのか…」

「まぁでも色々うろ覚えなんですけどね、なんかまだ他にもいたようないなかったような…」

「どうも記憶消えたのそこそこワケありっぽさそうじゃの…とりあえず魔王狩りにシフトするか?もしかしたら記憶も戻るかもしれんし」

「いいですね…!あわよくば狩った魔王が美味しい肉だと本当に嬉しい…」

「無生物型とかエレメント型もいるから全部が全部食える訳じゃないがの、食えるやつは魔王になるまでの戦いを繰り広げてきたわけじゃし多分美味いじゃろ、保証はどこにもないけど。」

「でも蕾がいつか花開くように旨みは熟成するものって、期待したくなるんですよね…」

「それにじゃ、とりあえず彼女らと相性悪そうな連中からサクッと狩ってくか?それならまぁ一応助けにはなるじゃろ」

「なるほど…でも困難を乗り越えた先の美しき友情も見たい…」

「えぇ…めんどくさいのおぬし…」

「まぁどれが相性悪いかどころか他の魔王だのなんだの全くわからないんですけどね」

「草生える」

「ドラゴン適当に狩ってけばあのデカいのも出るでしょうしとりあえず今晩のドラゴン肉仕入れてきますわ」

「おおーサンキューな!」

「行ってきまーす!」

「気をつけてのー!」

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