表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

24/26

温泉旅行

 

 ▽▽▽


「ねえお兄ちゃん、温泉気持ちいいね」


「う、うん……」

 俺の背中から妹の声がする、その甘い囁きに俺の鼓動が高鳴る。

 ポチャリと水の音がするだけで、妹がさらに近寄って来るのかもとドキドキする。


 妹との温泉旅行、その温泉ホテルでは、無料で家族風呂1時間という特典が付いていた。


「あははははは、こんなの付けて貰ってもな~~、勿体無いから入っちゃう?」と俺が少し冗談混じりに言うと妹は少し恥じらいながらも、「入ろっか? お兄ちゃん」と言ってきた……ええええええ!


 どうやら妹は本気で俺と風呂に入る気らしい、でも、さすがに着替えを見られるのは恥ずかしいとの事で俺が5分遅れて行く事になった。



 きっちり5分携帯で確認し、部屋から家族風呂迄足早に向かう。

 脱衣場に入ると籠がいくつか置いてあり、妹の来ていた浴衣が折り畳まれていた、恐らく下着もこの中に……。


 俺は、ゆっくりと浴衣を脱ぎ、風呂場の扉を開ける。


 半露天の岩風呂、家族風呂と呼ぶには結構な大きさだ。


 岩影に人の姿が湯煙の中ぼんやりと浮かぶ、恐らく妹だ


 俺は、妹の名前を呼んだ


「はる?」


 △△△




「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああ

 !」


「なんじゃこりゃああああああああああああああ!」



 熱にうなされつつも、兄ちゃんを落としてやる、兄ちゃんを本気で惚れさせてやると思った私は、とりあえず兄ちゃんの現状を把握しようと決めた、まずは私の切り札、兄ちゃんの小説だ!


 私が兄ちゃんの妹小説のヒロインのモデルじゃない……のかも知れないが……とりあえず、全く関係ない訳ではない様な気がしないでもない、うううう


 とにかく兄ちゃんの小説を久しぶりに読んだ。


 兄ちゃんの更新は私が読むのを止めた所から殆ど進んでいなく、最新の更新も今日だった。


「な、な、な、なんじゃこりゃ」


 いきなり唐突に始まった温泉旅行、しかも混浴シーン……


 私との温泉旅行が中止になったんだから看病シーンとか来るのかと思っていたら、兄ちゃんの欲望全開? 読者サービス? 1次突破記念? 唐突に始まる温泉シーン


「兄ちゃん……さすがに無いって、いきなりこれって」

 焦らそうよ、緊張感持たせようよ、いきなり脱がさないでよ。


 しかも怪し煙満載な書き方、その割に着替え恥ずかしいから別とか言うリアル感そして籠の中の下着を気にする所がなんか……


「兄ちゃんってなんなんだ?」


 35歳のおっさんと16才の乙女が混在している様なその感性……


「ヤバいよ兄ちゃん、初手から負けそう……」

 分からない兄ちゃんの感性、感覚が分からない……


「駄目だ、まだ始まったばかりだ……」

 とりあえず妹に対する欲望はありそうだ……妹に対する欲望って私が言うのもあれだけど……



「うーーん……まずは兄ちゃんの事を調べないと駄目かも」

 兄ちゃん事が分からない……分からなすぎる、え? いつから兄ちゃんの事が分からなくなったんだ私……


 こんな事今まで無かった、兄ちゃんが私に隠し事をしてるなんて……

 小説、演劇、春香さん、兄ちゃんは私に何も言わない、お喋りな兄ちゃん、他の事は結構私に話す、聞いてもいないのに話すのに……



 いつからだろう、兄ちゃんの事が分からなくなったのは…………そうだ、あの時だ、多分あの時からだ、兄ちゃんが……家に彼女を連れてきた時から……


 兄ちゃんは変わったんだ、あの時から……



「佳那さんと春香さん……」


 あの二人だ、兄ちゃんを変えたのはあの二人……


 私はあの二人、まずは佳那さんと春香さんと兄ちゃんの事を3人の関係を調べる事にした。


「よし! 敵を知り己を知れば百戦あやううぁらから」


 ううう噛んだ……いひゃい……



何か行きなり日間ランキングに入ってる!(笑)

なので急遽更新しました。


引き続きブクマ、評価宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ