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特殊薬物部隊SDT  作者: 山下 はじめ
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「とりあえずプロフィールくらいは覚えておいて困らない」

担当するアイドルグループ、SNCのプロフィールやスケジュールを高野が手渡す。今回疑惑が掛けられている木田が芸能事務所勤務ということもあって、マネージャーに扮して接触を図るらしい。

由莉は紙を一瞥しただけで、自分の鞄の中へとしまった。



「早速サボる気か? 」

「そんな訳ないでしょう。言ったじゃないですか、私ファンだって。流石に基本的なプロフィールくらいは完璧ですよ」

「それなら、とりあえず新薬の登録を頼む。今日はデスクワークだからな」



事件録を基に新たな成分が配合されている薬物をエクセルで簡単にまとめていく。毎月多くの種類の薬物が新たに見つかるのだと警察学校の座学で教わる。しかし実際目にするとあまりの情報量の多さに軽く目眩がしてきて、目頭をぎゅっと押さえた。

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