10 合同演習3
朝食を終えてリリーナたちは、訓練場に向かった。
大半の騎士たちはもう集まっていた。
ジンとリークはあわてて並ぶ。
並んだところで、ルキが目の前に立ち、声を張り上げた。
「では、第二部隊と第三部隊の合同演習を始める! 一同、礼!」
第二部隊と第三部隊の騎士たちが一斉に礼をする。
騎士たちの前にはリリーナとルキが立っていた。
百人を超す騎士たちの顔を見渡し、リリーナは話し始めた。
「今回の合同演習で、あまり知らなかった人とも剣を交え、部隊を超えた結束を強めていただきたい。
また、今回の演習を通して、演習前より強くなっていると思えるような演習にしてください。以上です。」
リリーナは会釈した。騎士たちから拍手が上がる。
「では、全員訓練を始めるように」
ルキが言った。それを聞いて騎士たちは近くの騎士に勝負を持ちかける。
「リリーナ」
騎士たちを見ていたリリーナは、声のした方を見た。
「あら、ルキ。どうしたの?」
「僕と戦ってくれないか?」
ルキはリリーナを見つめた。
じっと見つめられ、頬に熱が集中する。
「いいわよ、ほら、しましょう」
「ああ、じゃあさっそく」
二人は剣を抜いた。
「あ、おい。ルキさんとリリーナさんがまた勝負するって!」
リークがジンのほうによって来た。
「そうなのか」
「見ようぜ! 今度はどっちが勝つかなぁ」
ちゃんと訓練しろよ、と思いながらもジンも二人が気になったので勝負を見ることにした。
毎話短くて済みませんっ!




