表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪に襲われた俺、実は封印能力持ちでした  作者: 若葉
弍の章 柱との修行
23/29

第23話 断ち切りの影?

 学校に着いた。


「白峰さん、校門は閉まってますけど、どうするんですか」「校門を登って入るか」

白峰さんは真面目にそう言った。


「そうですね」

天城さんも普段と同じ感じで言った。


「ちょっと待ってください。勝手に入ったら不法侵入ですよ」「大丈夫だ、問題ない」

そう言いながら校門を登り始めた。

天城さんも白峰さんに続いて登り始めた。


『我の契約妖怪風爪鷹よ我の元へ現れよ』

神代さんは風爪鷹を召喚した。


「私は風爪鷹に、捕まって校門を超えます」

そう言って風爪鷹に捕まって校内に入った。


白峰さんも天城さんも校内に入り「九条も早く来い」

そう言って来た。

俺は渋々校門を登り、校内へ入った。


「えーと、これが校舎であっちには体育館、室内プール、グラウンド、テニスコートがあります」「そうか、じゃあ、とりあえず、校舎内へ入るか」

白峰さんはそう言いながら昇降口へ歩き始めた。


「白峰さん。私の風爪鷹は一応上空から監視させておきますね」「あぁ、頼む」


 校内へ入ると、校舎は昼と違い暗く、不気味な雰囲気だった。


「明かりが必要ですね」

神代さんがそう言うと『我の契約妖怪焔尾狐よ我の元へ現れよ』


「焔尾狐、尻尾に炎を灯して明るくして、あと、九条くん、夜猫は夜に強くて、視力も夜の方がいいの。だから一応、召喚しといてくれる」

俺は頷き『我の契約妖怪夜猫よ我の元へ現れよ』


「夜猫、妖怪が出るかもしれないから、警戒しておいて」


 そして、俺らは校内を回った。

校内を歩く俺たちの足音は誰もいない校内に響いた。


 校内を歩いていると、チョークが落ちる音がした。

その瞬間、地震が起こった。


「九条、それ以外進むな」

天城さんがそう叫んだ瞬間、俺は正気を取り戻した。


「九条、下がってろ。卑怯な奴だ。若い芽を狙うなんて。白峰さん」


「あぁ、討伐する。天城、俺が援護するから攻撃しろ、神代、九条を見ておいてくれ」


 そして、天城さんは『影』能力を発動し、直接攻撃を仕掛け、

白峰さんは『結』の能力を発動し、天城さんを援護した。


 白峰さんの援護もあり、すぐに天城は妖怪に致命打を与えた。

その速さ俺には到底視認できなかった。


 天城さんは札を貼り

『影は影へ、闇は闇へ。契りは成り、封は閉じた。妖怪よ、静かに眠れ』

そう言った。


 そうすると床にチョークの粉が散らかった。


「九条、大丈夫か?」

天城さんにそう聞かれた。


「大丈夫です。地震が起きた夢みたいなものは見ましたけど」


『それは、学影の精神攻撃だな。九条、中学時代に同じようなことなかったか?』

白峰さんにそう聞かれた。


「そういえば、中一の頃に起こった、わりかし大きかった地震に似てるような」


「やっぱりな。まぁ、いい、討伐したし、撤退するぞ」


 俺たちは階段へ向かって歩き出した。


 昇降口に着いた時、白峰さんが、突然、足を止めた。


「まだ、何かいるな」


 その瞬間、


「貴様らは東方の柱だな。まだ、壱柱はいないみたいだが、戦うのを楽しみにしている」


「天城さん、この声って」


「あぁ、断ち切りの声だ」

天城さんがそう言うと、白峰さんは周りも見渡し


「断ち切り、どこにいる?出てこい」

そう言ったが、断ち切りは現れなかった。


「神代、風爪鷹の反応は?」


「声がする前も後も何も」


「となると、呪いか何かの一種か。とりあえず、屋敷に戻るぞ、今回のことは俺が鎮妖連に報告しておく」

白峰さんがそう言うと


「こうなると、壱柱にも早く合流してもらわないとですね」

天城さんがそう言った。


「そうだな、天城、ただ、まずいのは、柱を把握されていると言うこと、こんな事、今まではなかった」


 その日は屋敷に帰って寝た。


第23話完


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ