第12話 入学
朝起きると、俺は自分の部屋に置いておいた制服を着た。
朝食を食べていると両親が来たので、朝食を食べ終えて、両親と共に学校へ向かった。
進学する高校には、中学からの友達は全然いなかったので、俺は終始緊張していた。
入学式が終わり、教室に行くと、隣の席の人が話しかけてきた。
少し話して、連絡先を交換した。
その日は、軽い説明だけで終わり、
俺と両親は別れて、俺は屋敷に戻った。
一応、明日からは、この屋敷から通学するつもりだ。
屋敷に戻ると、天城さんが、
「これを、常時身につけておけ」
そう言って、お守りを渡してきた。
「これは、妖術師のための神社のお守りだ」
「師匠の話によると、もし能力が暴走しても」
「このお守りを付けていれば、何とかなるらしい」
そう続けた。
「わかりました。付けておきます」
俺はそう答えた。
「あと、部屋に着物を用意しておいた」
「妖術師は、理由は分からないが、基本的に着物を着て活動する」
「だから、夜になったら、着物を着ておけ」
「御意」
そう返した。
「後、落ち着いたら、一階に降りてこい」
「封印のやり方を教える」
階段を登っている途中に、そう言われた。
俺は制服を脱いで、私服を着てから、下へ降りた。
降りると、札の束を渡された。
「その束の中には、契約の札、封印の札」
「二種類の札が入っている」
「契約の札は、使い方は分かると思うから、説明は省略する」
「封印の札は、まぁ、実戦の時でいいだろう」
「その札の束は、着物についてる札入れに入れておけ」
「御意」
俺はそう返した。
「じゃあ、今日も体力トレーニングすんぞ」
そう言われて、いつもの地獄のトレーニングが始まった。
その夜、夜ご飯を食べていると、雷牙犬が吠えた。
「霧島、場所は?」
天城がそう聞くと、
「天城が通ってる学校の近く」
そう答えた。
「分かった。九条、いくぞ」
俺は、
「御意」
そう言って、
俺と天城さんは、屋敷を出て行った。
第12話完
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