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ARu世界に問うてみる。

作者:遥彩 萌

次元歴15年――

現実と幻想の境界が曖昧になった社会。
AR(拡張現実)とVR(仮想現実)の急速な進化により、人々は理想の姿を纏い、理想の世界で生きることが当たり前になった。

だが、便利さの裏で、社会の秩序は静かに狂い始めている。

空間そのものを拡張する装置「トーテミル」。
出生と同時に登録される、個人情報AR「シンギュラ」。
そして、現実と幻想が混ざり合う街で、人は“本当の自分”を簡単に見失っていく。

民間AR監視組織《A.R.M》に所属する如月ラクトは、そんな社会の中で、違和感を覚え続けていた。

ある日、AR空間で発生した、不可解な死亡事件。
現実の証拠が消された世界で、命の重さすら曖昧にされていく。

やがて、国から発表される新たなルール――
AR世界での「生命力(数値化された命)」の導入。

それはただの演出か、社会を揺るがす危険な制度か。
拡張された世界と現実の狭間で、命と罪の価値を問い直す物語が始まる。

――ARu世界に問うてみる。




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