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『澄憲、論議の故実を存ずるを摂政松殿速記になぞらえること』速記談3080

作者: 成城速記部

 摂政藤原基房公の舎利講において、澄憲法印が論議を務め上げ、退出する際、摂政様がおっしゃった。澄憲は、平座で行う論議の作法は故実によくかなっている。講座で行うときとは作法が異なるのだ。舞を舞うときにも、舞台で舞うときと庭に下りて舞うときとでは、作法が異なるのと同じだ。速記も、自分で練習しているときと、上級者に教わるときとでは作法が異なる。自分で練習しているときは、うそ書きを入れてでも、速度優先で書くが、上級者に教わるときは、仮に全部が書けなかったとしても、正しい速記文字を書いているように見せるものだ、と。



教訓:普通、比喩というのは、話をわかりやすくするために使う技法であるが、わかりにくくすると、聞いているほうが反応しづらい。

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