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詩全集2

「『  』」

作者: 那須茄子

私が見たい

『好き』の形がある

君がよく口にした

「好き」という言葉と同じ意味を


そういえば

愛は無償で

あげられるものではないと

君は言っていたね


言い過ぎな気もする 

確かにそうだと納得する私もいる


きっと

愛してるから

始まる物語があって

読み終わった後に

その感想を皆が口にする

その時


私が見たい

『好き』の形がある

君がよく口にした

「好き」という言葉と同じ意味を



近くにあれば

それは、合いしてる 


遠くにあれば

それは、逢いしてる



無償の愛はない

それはそうかも

それはそうだけど

有償の愛は何を "値" とするの?



私にはまだまだ分からない

綺麗な部分だけをいつも願っているからかな


小さな私だけの世界はせめて


私が見たい

『好き』の形があるままでいて


君がよく口にした

「好き」という言葉と同じ意味を含んだ


口にするのが不器用な私でも

文字に起こすのが不器用な君でも


何気ない会話や手紙の中に

そっとある「『好き』」の形





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