表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

第1話 教師になって少し戸惑う俺[1]

久々に投稿しました。

俺はスーツに着替えてヘアゴムで髪を結んでカバンを持って愛車の青いエクストレイルに乗り走り出した。



ーーー笠松分校ーーー



俺は車から降りて学校の鍵を開けて職員室に向かった。

中に入るとそこには誰も居なかった。

俺は担当教員の名札を見るとそこには誰の名前も書かれていなかった。

俺は名簿を片手に持ちながら教室に向かった。



ーーー教室ーーー



教室に入るとそこには6人の女子生徒が居た。

「よおし!授業始めるぞ!」

そう言って俺は生徒達を見た。

「はい!」

6人は自分達の席に座り俺をじっと見ていた。

「よし、出席取るぞ!相川すず!」

「はい!」

小学1年生でツインテールの髪型で水色の髪の女子生徒相川すず。

「一之宮かりん!」

「はーい!!」

小学3年生の一之宮かりんは元気よく挨拶した。

「朝香美遊!」

「は、はい!」

小学5年生の大人びた女子生徒の朝香美遊は少し脅えながら挨拶をした。

「高波ゆり」

「はーい!」

中学1年生の高波ゆりはそう言って手を上げた。

「高波あさひ」

「はい!」

中学2年生の高波あさひはそう言って挨拶をした。

「お前等姉妹か?」

俺は高波×二人に聞いた。

「はい!そうです!」

あさひはそう言った。

「えっと最後が三多摩ここあ」

「はーい!!」

中学3年生の三多摩ここあはそう言ってのほほんと手を上げた。

とりあえず6人の名前と顔を覚えて俺はそれぞれにプリントを渡した。

どれも簡単な問題ばかりだから難しくはない。

「よし、プリントが終わったら休み時間好きにしていいからな」

俺はそう言ってイスに座り本を読み始めた。




ーーー5分後ーーー



俺は誰かの視線を感じて前を見ると朝香美遊が俺を見ていた。

「どうしたんだ?」

俺はそう朝香の席に歩み寄り朝香に聞いた。

「あの、ここがわからないんです」

朝香はそう言って俺に問題の1問を指差した。

「ああ、ここはな」

俺は髪を手でいじりながら朝香に問題の解き方を少し教えた。

「あっ!そっか!」

俺はそれを見て少し可愛く思えた。

「終わったなら休み時間好きにしていいぜ」

俺はそう言って本を読んでいた。

「あの、先生」

朝香は俺に声を掛けた。

「何だ?」

俺は本を片手に持ちながら朝香を見た。

「あの、私も本を読んでいいですか?」

朝香は俺にそう聞いた。

「ああ、好きにして構わないぞ」

俺はそう言って本を読み始めた。


2へつづく

ブックマークとポイントとコメントといいねよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ