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いじめ復讐  作者: 昊
復讐編
1/8

自殺

私は学校の屋上にいた。本来は閉鎖され来てはいけない場所。おまけに私はフェンスを乗り越えた外側にいる。

「何をしているの、姫川さん。」

来た来た。私のことを止めに来た教師や生徒たち。いわゆる野次馬。

「戻ってきなさい。そんなこと意味ないわよ。」

そんなありきたりな説得に苦笑して私は答える。

「やめたところで、戻ったところでいったい何になるんですか。そこの女だって私に何度も死ねと、死ねよと言ってきました。だから私は今日ここで飛び降りる。それだけです。」

言いながら私はその女を指す。いじめの主犯・福永南美を。

「あれは、冗談というか、その・・・。」

この期に及んで言い逃れかよ。なんとも醜い女である。

「先生。私は何度も言いましたよね。助けてくださいと。それでもあなたたちは無視した。私は疲れちゃったんです。」

私は目立ちたがり屋だ。私はかまちょだから、自殺をするにも事を大きくする。最後の最後くらい周りに迷惑をかける。

「そういうわけで、さようなら」

言い終えてから私は背中から地面に向かって飛び降りた。夕焼けが綺麗だ。最後の景色がこれだとは・・・。もう後悔はない。強いて言えば彼女の事。私の親友の事。あの人の事を思いながら意外と地面までの時間が長いなと考える。その瞬間、周囲からの誰かの悲鳴を耳に、私は・・・・・・・・。

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― 新着の感想 ―
[一言] なんだか、終わり方が怖いです。この後がどうなっていくのか、とっても気になります!
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