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虹の死神  作者: 九JACK
死神の始まり
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語り始め

挿絵(By みてみん)

 人間は罪深い。

 七つの大罪があるように、原罪があるように。人間は罪深い生き物だ。

 けれど、それはあくまで日常なのだ。人間がそんな罪を持っているのは当たり前。

 貴方は考えたことがあるか? 人間が犯す、七つの大罪や、原罪以上の罪。罪と称されて過言ではない、けれどあまり気づかれない罪。

 それは、人の生き死にを操作することだ。


 何故この世界には死神という概念が存在するのだろう、と考えたことはあるだろうか。

 死神は主に人の生き死にを操作するものとして語られている。けれどそれはその行為は「神」だからという理由で許されてよいものだろうか。

 甚だ疑問ではなかろうか。


 思うに、死神も罪人なのだ。

 私が綴るこれは、死神という罪人の辿った道筋。

 きっと誰もが通るようで通らない軌跡を辿った、辿らざるを得なかった悲しい罪人たちの物語。






 かつては人だった死神の、生涯の物語である。



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