世界がお金で動いてると思ったら、それ以外のものでも動いているとおもった件4
ステップサーキット2018の模擬コースでテスト走行したいですが
なかなか、模擬コースが無くて悩ましいです。
「本当!? 本当にお祭りやるの???」
俺達の言葉で小躍りする純香ちゃん!
「とは言っても、やりたければ勝手にやれってだけで」
「でもでもでも!! ありがとうおねぇちゃん!」
真紅さんに頭を下げる純香ちゃん。
「この提案をしてくれたのは、弾さんですから」
「ありがとう!!」
と二人でオレににっこりとして答えてくれた。
なんか照れるなぁ。
「いやぁ、それを実行してくれた真紅さんが…
でも、啖呵は切ったもののどうしましょうか?」
という事で、対策会議がはじまった。
といっても店の喫茶のカウンターを使ってだけど。
「まずはお店に大会開催の告知を貼るとして……」
「あとは、ネットでSNSとかツブヤキツールでつぶやくとか?」
「それだけだと、ウチの店に来る常連さんだけになっちゃいそうですよね」
「うーん。それだけだとお祭りとは言いがたいわけで……
いつものウチの店での大会と同じなんですよね」
「もう少し確実性を上げる方法とかってないでしょうか…」
おでこに指を当てたり、こめかみの付近で指をクルクルまわしたりしながら
ポクポクポクと木魚のような音が聞こえないかなとか思いながら
考えてみたけれど………
うーん。
「常連さんだけしか来ないかぁ……」
「常連さん、常連さん、常連さん…」
「あーーーー!!」
椅子から立ち上がり大声で叫んだ、純香ちゃん。
「常連さん! 常連さんだよ!!!」
「えっ? どういう事?」
「ウチの店の常連さんの中に動画配信してる人たちがいた!」
「しかも結構なフォロワー数が居て!!」
「その人たちに力を借りたら、もっと広がらないかな?」
…………
……
…
ということで、半分赤半分青の髪をしたサングラスをつけたお兄さんこと
動画配信者ことの二つ星さんさんが、店に来たときにお願いをした。
「それは面白そうッスね!」
「それじゃぁ……」
「ただ、ひとつお願い聞いてもらっていいッスか?」
という返しが返ってきた。
高速コースですが、今回はどこかまで戦えるのか楽しみです。




