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◆◆◆◆◆はじめてのジャパンカップは、驚きが多かった件③◆◆◆◆◆

「くぅーーーー。 

 これを買うと小遣いじゃたりねぇし……

 でもここでしか買えねぇし」


剛君がじーっと烈くんを見る。


「アニキ……」


「ぜーったい貸さないぞ! 先月貸した分だってまだ返してもらってないのに!」


「でもでも……ここでしか買うことができないんだぜ!!」


うーん確かに、

ジャパンカップ限定マシンが用意されていたり

ここでしか買えないようなTシャツとかが売っていたり、

ここでしか買えないようなピンバッチが売っていたり……


オレも子供の頃祭りとかで、そんなやり取りしたよな。

どうしてもオモチャが欲しくって、駄々コネタもんだ。


「そんな事言ったって駄目なものはダメ!!」


烈くんがキツ目に断るとシュンとしてしまった。


結局買ったのは、ピンバッチぐらいだ。


「じゃ、次はコンデレ見に行こうぜ!」

「ちょっとまてよ!」


目的地に向かって走り出そうとする剛くんと

その後を追いかけようとする烈くん


「二人とも! 危ないから会場は走り回るなよ!」


その言葉に、走りモードから歩きモードへと切り替わる子供たち。


「それでコンデレって?」


「凄いマシンが並んでるところだ!」

すかさず答えてくれる剛君……

といわれても、よく分からない。


「コンクールデレガンス。

 簡単に言うと、オレの作ったマシン見てくれーー!!

 って大会なんだ」


剛くんの言葉に補足で説明してくれる烈くん。


「つまりカッコイイマシンコンクールをやるってことか?」


「うーん……そういうマシンもあるんだけど

 それはそれでカッコよくって評価されるんだけど

 それだけじゃないんだ」


「細かい事はいいからさ! 見に行けば分かるよ」


そうして、連れられるままコンデレの会場へ!!


「なるほど! 確かにコレは凄い」


並んでるマシンを見てみると、


本物のF1を彷彿させるようなマシンから、

ミニ四駆をらしさを追求してカッコ良くしたようなマシン。


といった普通にカッコイイマシンから、


ビーズとか、キラキラしたシールとか、色々と取り付けられた

なんていうんだろ、デコレーションミニ四駆ってやつや


白いクリームを載せてまるでショートケーキのようになっている

ちょっとおいしそうなマシンとか、


原作漫画を再現したようなマシンとか、

色々自由にデコレーションされてたマシンが並んでた。


「すげーなこのマシン!」

「あっちのマシンはかっこいいぞ!」

とか言いながら子供たちが大はしゃぎで見ていく。


そんな中、トントン と肩を叩く感触が……


「気のせいだろう」


さらにトントンと叩く感触。


「気のせい 気のせい」


さらにトントンと叩く感触。

ちょっと強めに叩かれる。


これって、引っかからないといけないわけ?

そう思い、一瞬叩かれたほうにクビを向けて

すぐさま逆側から振り返た。






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