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◆◆◆◆◆新マシンが出来たけど、ちょっと恥ずかしいと思った件②◆◆◆◆◆

去年の今頃、リアルに2016のコースはしっていたなぁ……

「あと5分やでーー」

師匠が声をかけてきた。


うーん、正直セッティングを取れる気がしない。


何度かのテスト走行を終えて分かったこと

ジャパンカップのコースかなり難しいんですけど。


なんといってもキツイのが

ドラゴンバックが二つ並んだダブルドラゴン直後のカーブ。

ブレーキをかけずに走ると、ここでコースアウト。


ならブレーキをかければいいんだけれど、

ここでブレーキをかけると、バーティカルチェンジャーで

山を登れなくなる。


なんとかココを入れたとしても

表彰台のような結構高いセクション……ジ・アルプスを登りきるけれど

ブレーキをかければ、バーティカルチェンジャーで山を登れず。

ブレーキをはずせば、ダブルドラゴンか、ジアルプス直後の下りで

飛びすぎでコースアウト。


ホントひでぇコースだ。

攻略の方法がいつからない。


レース開始までの残り時間もほぼなく、

少しセッティングをすれば終わるだろうな。



そうして、5分が経過して3人がコースに並んだ。


「それじゃぁ、やろうか!」


オレと、源さんが頷き、マシンの電源を入れる。

師匠のアバンテ、源さんの黒いマシン、オレのサンダーショット。

それぞれから異なるモーター音が聞こえた。



「レディー……ゴー!」

師匠の声と同時に3台のマシンが走りだした!



師匠のアバンテを筆頭に、源さんの黒いマシン、オレのサンダーショットが順番に走っていく。

アバンテと黒いマシンはほぼ減速なく最初のセクション3つのウラロームを通り抜ける。

2台に差を広げられるサンダーショット。


その間にもグライドバンクへと入る2台。

そして、ふたつのドラゴンバックが並ぶダブルドラゴンへと入り……

ジャンプ!


アバンテと黒いマシンは着地成功し、共にクリア!

そのまま、ジアルプスへ上る2台のマシン!

表彰台のような平面を進んで……


高台からジャーーンプ!!

2台共に着地!!


アバンテ、黒いマシンの順で着地!!

しかし、黒いマシンが姿勢を崩し……そのままコースアウト!


「ーくそっ!」

コースアウトを悔しがる源さん。


そして、垂直の壁・・・こと

バーティカルチェンジャーを走り抜ける師匠のマシン!

さすが師匠!

ブレーキのセッティングは完璧だな。


その間にオレのマシンはゆっくりと、ダブルドラゴンを通り抜け

ジアルプスへと入っていった。


なんていうかこの速度差……は

ちょっと辛い。


「その速度……にいちゃん、アトミックチューンあたりか?」


「安全に走らせたいからね!」


「その速度やったら本番では、勝負にならんで!」


「そうだよなぁ……」


「でも今は、本番じゃない! 師匠との勝負だ! 」


とは言ったものの

師匠のマシンは圧倒的に速い。

アトミックチューンとは2段階違う速度域…

ハイパーダッシュか、もしかしたらその上野マッハダッシュを使っているかもしれない。


そんな事を思っている間にも

二週目のトリプルSをキレイに抜け

グライドバンク……ダブルドラゴンへと入り

キレイにダブルドラゴンを抜け、ジアルプスへと入っていき……


高台からジャンプも……


キレイにクリア!


その間差を付けられるオレのサンダーショット。

まだダブルドラゴンに入る手前だ。



そのまま、速度差はどんどん開いていき3週目へと入る。


師匠が3週目のドラゴンバックを抜けた頃には、

グライドバンク前のストレートを走っていた。


「これはワイの勝ちやな」


ドラゴンバックをキレイに抜け、

ジ・アルプスを登るアバンテ。

そしてジャンプして……


着地に成功!!


と思ったら、カーブを曲がりきれずにレーンチェンジしてしまった。


「あ゛」


師匠から悲鳴にも似た声が聞こえた。


って事は!?

オレがこのまま完走すれば、勝てるんじゃない???


あれから1年月日が流れるのははやいものです。

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