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◆◆◆◆◆気持ちを切り替えようとした結果こうなってしまった件 ②◆◆◆◆◆

バウンシングストレートの攻略が思いつかないです

「真紅さん次は、何しましょうか?」


「うーんそうですね。それじゃぁ、買取にいってください」


「了解です。どこに向かえばいいです?」


「えーっと、隣町の狼模型店です。」


「あーーっと、あそこか、小学校の前にあった店ですか」

「でも、そこから買取ですか?」


「ええ、お店を閉めてしまうそうで……不要なものをウチに売ってくれるそうなんですよ」


少子化の影響か? 

それとも最近は大型店舗で買うほうが安いから、そこで買うのか?

はたまた、ネットでの購入のほうが簡単からなのか……

そんな色々な情報が複合的に絡み合って、小売店は次々に潰れていった感じだろうか?


「なんか寂しくなりますね」


「そうですね」


「うちも、潰れないように頑張らないと!」


「え!? そんなに大変なの?」

と割り込んできたのは純香ちゃん。


「大丈夫。簡単に潰れないし、純香はそんな事気にしなくてもいいわよ」


「う……うん」


心配そうな純香ちゃんをなだめる真紅さん。

オレが無理やりバイトにきて給料もらおうとしてるけど、問題ないのかな?


そんな事を思ってると、


「注文おねがーーい!」


と、コース側から喫茶店側へ呼ぶ声が聞こえる。


「はーーい。ただいまーー」


「それじゃ、弾さんお願いしますね!」


「あっ、はい分かりました!」



いつも通り自転車を取り出し店から離れる。

夏の日差しが突き刺さる。


この暑さどうにかならないものかなんとかして、

真夏の真昼間の道を自転車で走るのはツライよなぁ……。


扇風機付きのシャツ……エアコンシャツとか言ってたかな?

あれって、涼しいんだろうか?


あぁ、そんな事よりも、今後どうするかなぁ。

給料が高い仕事を選んで面接には行ったのは良いけど……

あれでよかったのかな?

うまくいくとも限らないし、何箇所か面接に行った方が良いかな?

でも、同時に複数の職場の面接っていうのも……


そんな事を考えながら、隣町の小学校の前まで走っていった。


「たしか、この店なんだけど……」


直射日光で色あせた看板……緑色の背景に白で

狼模型店と書いてあった。


オレの持ってる20年前の本も茶色くなってるわけだし

20年も経てば色あせもするわな。


つい最近まで店が開いていたのか、

「40年間のご愛願ありがとうございました。

 当店は、8月1日を持って閉店とさせていただきます。狼模型」

と張り紙が張ってある。

店の外からは、閉店というには多くのプラモデルが並んでいた。

といっても、並んでいるものは5年くらい前の古いものばかりだ。

セールをやったとしても、リアルタイムで見ていたものじゃない

小学生にとっては古い商品は、買い手がいなかったんだろうな。


そんじゃ、そろそろ行きますか。

完全に閉じられた入り口を叩いて、声を上げる。

「こんにちわーー、車模型店です。買取にきましたーー!!」


…………


返答がない。

ただの屍のようだ。


それはおいておいて、

もう一度声をかけるが一向に出てくる気配はなかった。


うーん。

どうしたものか。

念の為店の扉を押すと、中に入れてしまった。

もういちど読んでみるか。


「すいませー!?


「でてけーー!」

「そんな奴はでていけーーー!!」


という声が奥から聞こえてきた。

気が付けば1年

まったりと進んでいきます

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