◆◆◆◆◆大型量販店で小さなレース参加したら色々大変な状況になった件 Cブロック⑤◆◆◆◆◆
Cブロックのレースどうにか終わりました!
「さーて、レースは中盤戦! 2週目へと差し掛かりました!」
「先頭を走るは、ファイヤースティンガー! それとほぼ同じ速度で走るマンタレイ!」
「ドラゴンバックへと差し掛かり! ジャンプ! ファイヤースティンガー、マンタレイ共に着地成功!」
「インとアウトの差か、カーブで少し差を広げるファイヤースティンガー!」
「そしてカーブを抜け、バックストレートを走り抜ける!!」
「マンタレイ、ストレートで差を縮めるも、再度カーブでその差をあけられてしまう!」
「ホームストレートのレーンチェンジを抜けアウト側へと入ったマンタレイ!」
「その間にイン側に入ったファイヤースティンガー、3週目のストレートを抜けドラゴンバックへ!
見事にジャンプに成功!カーブへと入る」
「カーブで差をあけるファイヤースティンガー!」
「バックストレートでマンタレイに追いつかれそうになるも、」
「カーブで差をあけて、魔のレーンチェンジへ!」
マリナさんが、ミニ四駆を手に取ろうとしゃがんだ瞬間。
「おおっと! ここでコースアウト!」
そう、実況の声が飛んだ。
「そして、順位が入れ替わりマンタレイがゴール!」
殆どの人が、飛んでいったファイヤースティンガーを見ているなか、
ゴールへとたどり着いたマンタレイを純香ちゃんが受け止めた。
うーん。
なんていうんだろう。
マリナさんも純香ちゃんも、腑に落ちないような顔をして
ミニ四駆の電源をOFFにする。
うーん……
とりあえず。勝利は勝利だ。
純香ちゃんの元へとよって
「勝てたじゃん。オメデトウ」
「すごいです。純香さん! 勝つなんて!」
俺と師匠の言葉を横に、
「でも、決勝残れなかったんだよ」
そう言った純香ちゃんの言葉が震えていた。
「ごめん通してくれる?」
集まっている俺らの横をマリコさんが通り過ぎる。
「どうして、純香ちゃんとばかりやったんですか」
「確実に勝てる相手とレースをするのが、
今回のレースで決勝に残る確率を上げるでしょ?」
俺の言葉に、当然のように答えたマリナさん。
「それはそうだけど……」
「なら問題ないじゃない」
そう言って、彼女はピットへと帰って行った。
次はいよいよ決勝レースです。




