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◆◆◆◆◆大型量販店で小さなレース参加したら色々大変な状況になった件 Cブロック①◆◆◆◆◆

最近雪ふりましたねーー

「うまいこといったな!」

振り向くと、そこには師匠が立っていた。

そして片手を上げる。


おお!

これってハイタッチってやつか!

やっぱり知ってる人が勝つとうれしいものなんだ!


「師匠のおかげで、勝てました!」

そう声をかけ、師匠の手にハイタッチをする。


「ほんま、ギリギリのレースやったな!」


「ローラーのスラスト角触ってなかったらやばかった!

にしても、まさか始めたばかりの俺が、決勝レースにいけるなんて!」


なんだろ、さっきのレース今思い出すだけでも、手が震える。


そう思っていると、右肩をトントンと誰かが叩いてきた。

あぁ、これは純香ちゃんだな、次は引っかからないからな。

そう思い叩かれた肩とは、反対周りで振り向く。


………が、見事に指がほっぺに刺さる。 左の……

「じゅんか……さん?」


「完全にオモチャにしようとしてるでしょ」


「おめでとう! お兄さん!」


俺の言葉など関係なしに、お褒めの言葉。


「……」


俺と純香ちゃんをジロジロと見る師匠。


「師匠……違うから」


「違うって何が?」


小首を傾げる純香ちゃん。


「俺と純香ちゃんは……」


「ラブラブですね!」

そのタイミングで戻ってきた源さん。

ラブラブっていつの時代の言葉だよ!


「もう源さんってば」


少しあきらめた口調で純香ちゃんが、否定しようとするが


「ワイには……、と、とにかく決勝で勝負や!」


そう言うと師匠はピットへと帰っていった。

完全に勘違いしてるよな。


「ありゃ師匠くん……」


ピットへ向かっていく師匠の横を一人の女性が通り抜けた。


「あれ? あの髪の長い人って」


「ウチの店に来てたカツフラの人だよね」

俺の言葉に一言答える純香ちゃん。


「そうそう、かなり速い人だったよね」


せっかくだし挨拶でもしておくか。


「こんにちわマリコさん!」


声をあげ手を振ってみるが反応がない。

近づいて再度声をかける。


「マリコさんもレース参加するんですか?」


その言葉に、やっと振り向いてくれた。

なんか、眉がよってますが……

俺悪いことしたか?

そう思い一緒についてきている純香ちゃんを見るが、

小首を傾げる。

そんな純香ちゃんの姿を見て、一言。


「あぁ、車模型店の店員か」


そっか、まぁ店員の顔なんて覚えてないわな普通。

しかも、店員になってさほど時間経ってないし。


「さっきのレース見たけど、そのマシンじゃ決勝は戦えないよ」


「はぁ!?」


いきなりすぎるなこの人。

「確かに、速いわけじゃないけど、これでも決勝レースには残っているんだ」


「まぁ、決勝で分かるさ」


「そろそろ、時間だから」


「それじゃアタシと同じですね。よろしくお願いしますマリコさん」


マリコさんが、純香ちゃんをじっと見た後に一言。


「それから、私の名前はマリナだ。間違えるな」


そう言うと、Cブロックの列へと並び始めた。

寒くて出歩く気になりません><

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