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◆◆◆◆◆大型量販店で小さなレース参加したら色々大変な状況になった件 Bブロック②◆◆◆◆◆

このコースで実況するっ実況者って

人間離れした速度で台詞を発してるのです。


「それでは、次の3台のレースをはじめますね」

「1コース目は、緑のサンダーショット! ラップ塗装が渋い! 

 2コース目は、ピンクのマシン! ファミコンカラーっぽいウィニングバードですね!

 そして3コース目は……! これは珍しいフォックスです」

会場内がざわめく。

フォックスってあのフォックス!?

でも何でざわめく!?

「タイプ1シャーシでのみ販売されていた懐かしいボディです!」

「さすがにシャーシは別のVSに変えているようですが」


タイプ1って……初期のボディって事か!?

それって30年くらい前のボディってことだろ???

俺も生まれてない頃のものじゃねぇか。

そりゃ、ざわつきもするわな。


「それでは、はじめましょう!」


「シグナルがレッドから……

グリーンに変わってスタート!」


その声にあわせサンダーショットから手を離す。


「よし、ばっちり!」


タイミングよく3台のミニ四駆が走り出した。

勝ってくれよ俺のサンダーショット!!


「さぁ、いっせいに走り出しました3台のマシン!」


「最初のストレートを終え、フォックス、ウィニングバード、サンダーショットの順でジャンプ!!」


「三台とも見事に着地成功!」


よし! 想定どおりだ!

このまま走りきってくれよサンダーショット!


「バックストーレートを走る三台!」


「サンダーショットは、見事レーンチェンジを……くぐりぬけた」


よし! レーンチェンジさえクリアできれば後は、完走できるはずだ!


「そんな中フォックスが、少しずつ差を広げていきます!」


「そして切り刻むようにカーブへ入るフォックス!」


「見事にカーブを抜けた!! すでに2台分の差が開いています!」


なんて速さなんだ!? 

やっぱり、ライトダッシュじゃ無理なのか?

いや……この速度ならレーンチェンジとかで!

このままじゃビリじゃないか!


「圧倒的速度! ホームを抜ける3台の中、フォックスがどんどん差が開空けて生きます!」

 

「そして、バックストレートのレーンチェンジへ!」


ぶっ飛びやがれ!!

という俺の思いはむなしく……


「マシンが宙を浮くこと無く、安定した速度でクリア!」


フォックスがレーンチェンジを走りぬけると辺りから、おーっ! という歓声が沸いた。

そして最後のコーナーを走りぬけ


「そして、ゴール!」


圧倒的な差で、勝負は決した。


フォックスを手に取る、スカーフの男。

こんな単純なコースなのに、コレだけの差が付くなんて……

「さすが、スメラギ選手! マシンのセッティングは完璧です!」


今のセッティングじゃ、勝負にならない!

セッティングを整えないと!!


こうして俺の1戦目は、終わってしまった。

そこはご容赦を!

それがないと、状況説明がしきれなーーいのです

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