◆◆◆◆◆大型量販店にきたら、とても小さいという現実に直視した件③◆◆◆◆◆
そろそろ、ジャパンカップも終わりますし、結果はどうでした?
「あれ、今日は鼻歌交じりですね」
真紅さんが、バックヤードへ来たときに声をかけてくれた。
おっと、そんな風に見えているのか。
確かに、楽しくて仕方ない。
こういった高揚感は、久々だ。
「何か、いいことあったんだ?」
純香ちゃんが間に入ってくる。
「そういう純香ちゃんも楽しそうじゃない?」
「まあね、夏祭りの時期が近づいてるからね」
「へぇー夏祭りかぁ」
子供の頃には、近所でやっている夏祭りに片っ端から参加していたなぁ。
俺の場合、夏祭りがどんな意味があるのかもさっぱり分からずに、参加してたもんなぁ。
お祭り自体よりも、夜店のほうが楽しみでしかたなかったしな。
くじ引きで大物を当てようとしたけれど……まぁ、後は察してくれればいい。
「商店街一帯に提灯を取り付けるんだ。その提灯には願いを書いて、飾るんだよ」
「あぁーー確かに、そんな夏祭りだったね!」
「その提灯を作るのが楽しくて楽しくて!」
さすが模型屋の娘。何かを作るのが大好きみたいだ。
「そういえば、弾くんは何が楽しみになってるの?」
「あれだ、ついにレースデビューする事になった!」
「おおお! レース!?」
キラキラした目で、俺を見る純香ちゃん。
「上神電気で、レースがあるんだ」
「あれ? ウチのレースじゃないんだ?」
なんか、少し残念そう。
そういえば、この店ってレースやってるんだっけ?
上神電気ですら、やってるのにウチでやっていないわけがないか。
「チケット戦かな?」
「ん? どうだろう? ていうか、チケット戦って???」
「あーーそっか、公式が認めた店舗……ミニ四駆ステーションでショップのレースがあってね。
それに優勝すると、チケットがもらえるんだ。
チケットを持ってると、公式大会で、優勝するチャンスが増えたり、
チケット所持者同士でレースをする大会とかに参加できたりするんだって」
「へぇー」
なんかタミヤさんが、色々と仕組みを組んでるみたいだな。そういうのに参加するのも面白そう!
「でも、あそこのお店は先々週チケット戦やっちゃったみたいですから、
隔週土曜日やってるチケットなしの大会みたいですね」
「真紅さん、他店の事なのに、よく知ってますね」
「レースが終わった後にウチにもお客が流れてきますからね! それで、大体はわかります」
あーー確かに先々週は、妙に客が多いなとは思ってた。
ショップのレースが終わった後に、流れてきたってわけか。
「せっかくだし、アタシも行ってみようかな。」
「おねぇちゃん、行ってもいい?」
「後で、ちゃんと店の手伝いもしてくれるなら、いいですよ」
「もちろん!」
「じゃ、弾くん。土曜日に上神電気の前で集合だよ!」
そういうと、純香ちゃんは部屋へと戻っていった。
俺も、勝てるようにセッティングしとかないとな。
せめて一勝くらいはしたい!!
コレを書いてるときは、大会の2回目にいけるかいけないか!
お仕事都合で、タイミングが微妙すぎて、苦しいです。




