◆◆◆◆◆大型量販店にきたら、とても小さいという現実に直視した件②◆◆◆◆◆
関西弁って文字にするの難しいですねw
とりあえず全部つけてみた。
マスダンパーが4ツでお得だとおもったけど、
とりあえずは説明書どおり後ろに4ツ付けてみた。
フロントにはFRPの板を取り付けたけど、ローラーの幅が一回り大きくなったみたいだ。
以下、今のセッティングはこんな感じ……
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サンダーショットmk2
マッハダッシュ
後ろ マスダンパー4つ
19mmプラリング付アルミベアリングローラー×1
長めのネジの上下に取り付けた19mmプラリング付アルミベアリングローラー×2
丸穴ボールベアリング
大径ワンウェイホイール
レストンスポンジタイヤ
100均充電池
FRPリヤブレーキ(硬い板)
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俺が取り付け終えた頃には、平日とは言え、近所の学生さんとか、お客さんが集まり始める。
これで、どうだ!!
ミニ四駆をコースにおいてみる。
電池は充電直後の電池。
勢いよく走り始めたサンダーショットは、
ストレートを抜けドラゴンバックへとたどり着く!!
ドラゴンバックで一瞬ブレーキが掛かるが……
そのままの勢いで宙を舞う!!
そして、着地!!
しようとした瞬間、サンダーショットは跳ね上がり!
コースアウトする。
以後、何度走らせても同じ結果だった。
「まじかぁ」
10回目の挑戦で口からこぼれてしまった。
マスダンパーを取り付けてもコースアウトするなんて、
どうすればいいんだよ。
「さっきから、完走してないみたいやけど?」
ははは、
小学生に慰められた。
「いや、小学生ちゃうって! 中学生やし!」
「ちょっと見してみ!」
そういうと、中学生は、サンダーショットを俺から奪い取る。
そしてなにやら鉄の板の上に載せた。
「こんなセッティングやったら、そら吹っ飛ぶわ!」
「マスダンパー付けたら吹っ飛ばないんじゃないのか?」
「ちゃうちゃう! マスダンパーっていうんは、
着地したときの衝撃を飛ばすための道具や」
「よう見てみ!」
そういうと、少年はリヤにとりつけたブレーキのFRPの真ん中に指を置いて力を入れる。
その力でサンダーショットのフロントが上がり、リヤブレーキの左側が板についたあと右側も板につく。
「ほら!」
ほらって? 何?
「もう一回やるわ、ちゃんと見ときよ!」
もう一度、ゆっくりとリヤブレーキが下げる。
ブレーキは、片方ずつ地面につく。
「ブレーキが片方ずつ付いてる?」
「そう! どんな姿で走っているか想像してみるんや
高速で走るマシンが片方ずつ、ブレーキが掛かってるってことやろ?」
「そんならどうなる? 片方に力が加わってネジレながら空飛んでるのが想像できるやろ?」
「たしかに」
「そのまま飛んでいったら、曲がりながら飛んでいく」
「そんならどうなる?」
「コースの壁に……ぶつかる?」
「そうや。今までのコースアウトは、半分それが原因やったってわけや」
「半分? ってことは他にもあるのか?」
「兄ちゃんが使ってるのマッハダッシュやろ?
兄ちゃんは、マッハダッシュ使うのはまだ早いわ」
なんか腹立つな、このお子様の言い方!
「スピード勝負だから速いモーターを使ってるけど、それに速すぎるなら、
電池の量を減らして走らせればいいのでは?」
「それは使いこなしてるっていわへん。電池を減らして走らせるなんて
モーターの性能を使い切ってないってない証拠や」
「確かにマッハダッシュは使いこなせたら、ええモーターや。」
でもな、このコースよーみてみ。ドラゴンバックのあとにストレート1枚しかないやろろ?」
確かに、コースのストレートパーツは1枚分しか開いていない。
「ジャンプした直後にカーブっていうのは、
スピードの速いモーター使ったらドラゴンバックでジャンプした後、
真っ直ぐその勢いのまま飛んでいって、間単にカーブにぶつかってしまうって事や!」
「俺かて、このコースやったらライトダッシュくらいにしとくわ」
むぅ……コースにあわせ、モーターも選ばないといけないって事か……。
「ししょー! そろそろこっちも、教えてください」
俺の反対側に集まっていた小学生が声をかける。
「わかったぁ!! ちょっと待っとき!」
「まぁ、とりあえずモーターをライトダッシュぐらいにして、リヤブレーキを真っ直ぐにしてみ」
そういうと、少年は小学生と思しきグループの元へと走っていく。
とりあえずモーター買ってくるか、
少年の教えにあわせセッティングを調整しコースを走らせる。
サンダーショットは、ストーレートを走りドラゴンバックへとたどり着く……
ドラゴンバックに入った瞬間、ブレーキがかかる。
そして……ジャンプ!
宙を舞うサンダーショットは、姿勢を真っ直ぐに進み着地する。
2週目、3週目と正しい姿勢のまま飛んでいく。
「よっしーー!! 完走できた!」
「うまく走れたみたいやな!」
関西弁の少年が、手を振りながら近寄ってきた。
「ありがとう! 君のおかげで、ちゃんと完走できた!」
「服部 竜平やよろしくな! みんなからはししょーって呼ばれてる」
これだけの知識があったら、師匠と呼ばれてもおかしくないだろうな。
「しかし小学生なのに、よくしってるな」
「小学生ちゃう! 中学生や!」
「ま、なんかあったら、ここに来ればいいから、」
「そうや、せっかく走れるようになったわけやし、
次の土曜日にレースやるけど参加する?」
「レース?」
勝利したときの、あの高揚感がまた味わえるってことか!?




